今日 私のかふぇ勤務はお休みだったので


毎年恒例の「 にしん漬け 」を漬けました。



小さな幸せみっけ sato 
  大根・にんじん・キャベツ・にしんなどなど


  切るわ、切るわ。


  この単調な作業が結構大変。


  毎年 自家製大根を夫の職場の上司からいただいて

  この大根が我が家に到着すると

  「 さぁ、にしん漬けだわ 」と開始です。


  夫は にしん漬けが大好きで

  一皿 ぺろっと食べてしまいます。


  作り甲斐があります。 嬉しいものです。



私の母は 漁師の元へお嫁に行って

まわりの漁師仲間の先輩奥さんたちから 漁師の嫁としての いろはを

教わったと言います。


そのひとつに この時期になると漬ける 漬物がありました。


大根のはさみ漬け

鮭のいずし さめカレイのいずし はたはたのいずし

にしん漬け


などなど 冬に向かう時期ならではの恒例行事だったようです。


今は ずいぶんと作る漬物の種類は減ったけれども

この時期に向けて あたたかい時期から魚の下準備をしてる姿には

毎年 頭が下がります。


『 作らないとなんだかさみしくてね 』と 母は言います。


父も この時期を楽しみにして

上手く漬かることを心待ちにしているようです。



最近では 漬物を漬ける若い人って いるのでしょうか?


私もそうですが 食べるのは好きだけど

手間隙かけて作ることって どこか遠ざけてしまってる。


にしん漬けは 切って混ぜ 漬けるだけだから意外と簡単。

だから できます。笑


ただ… 母の味とはちょっと違う。

同じように作っているはずなのに 何かが違う。


お母さんの味や手って 魔法ですよね。


家族のことを考えて作るものには 魔法のスパイスが入ってる。


真似できないなぁ…



お腹が痛いときも お腹をなぜてもらうだけで

治っていく気がする。


絶対に あれって 魔法の手。


お母さんの手。


スパイスになったり 薬になったり 


見えないチカラが出てるんだなぁ…



さぁ、今年の にしん漬け どんな味になるのかな。



小さな幸せみっけ sato 
    

   2週間後のお楽しみ~~♪



   美味しくなぁ~~~れ♪