今日は子どもたちの学習発表会でした。


子どもたちの成長や 一生懸命さに心打たれてきました。


心にジーーンときて 涙がうるうる。


子どもってすごいなぁ~

本当にみなぎるパワーがあります。


前回 前々回に続きまして 諸富先生子育て講座最終回(笑)


思春期版です。



思春期… 中学生になると多感な時期を迎えますね。

ウチの娘は ちょっとココロの成長が早いようなので

今 すでにプチ多感女子ですが…笑


先日の講演会場所も中学校ということもあり

お越しになられた父兄の方は 中学生をお持ちの方が多かったのかな。



諸富先生曰く 『 中学生はヘンですよ~ヘンな時期なんですよ~笑 』


『 ヘンな時期であたりまえなんです。 そういう時期ですから… 


    自分を壊す時ですから。 』


先生はきっぱりと仰いました。


自分をこわす。



中学生になると 小学生の頃とはガラッと変わった言動、行動が見られてくるそうです。


こんなことしたことないのに…

こんなこと言ったことないのに…


親に反抗するのは そのひとつですよね。


大人になるために 一度 自分をこわす。


なんだかわかる気がしませんか?

大なり小なり きっと 私達もそこを通ってきてますよね。


この思春期 反抗する時期に なんとかわからせようと思って

親が ごもっともな話をして理解させようと思っても 無駄なようです。


問い詰めて 理由を聞こう、言わせようなんてしてはいけないそうです。


どうしてそうしているのか 

どうして そんな言葉を吐くのか


仮に聞いてみて 返ってきた答えが 「わかんない」


そう。 「わからない」 


「わからないから わからない」


子ども自身もどうしてそうしてるのかがわからない 

それが 思春期の時期なのだそうです。


だから そこで大事なのは親の気持ちですね。


まず こんな時期なんだと思うこと。

そして それを理解した上で オロオロしたりしないこと。


『 子どもの心が揺れている時 親はどーーーんとしていること 』


何事にも動じない母でいること。


これがとっても大事だそうです。


表面的に見えている子どもの姿。

これを困ったことと捉えて オロオロして凹んで 一緒に揺れてしまうと

子どもは行き場を失います。


自分を信じてくれるお母さんがいる

どんな自分でも受け取ってくれる場所がある


何事にも動じない 笑ってるお母さんがいる。


その時言葉に出せなくても きっと 心のどこかでわかってる。




諸富先生も学生の頃 6年間 学校では話をしない子どもだったそうです。

当時の授業に興味がなくて 心理学や他の興味のある本を読んでいたらしい…笑


教師も もうあきらめていたようで 授業中も諸富先生を飛ばしての

授業だったようです。


困り果てた教師が 諸富先生のお母さんを学校に呼んで訴えたそうです。


その時 諸富先生のお母さんは こう言ったそうです。


『 わかっています。 私の祥彦ですから。 』 


諸富先生は お母さんの言葉に本当に救われたと仰っていました。


子どもを信じる母の強さ 愛する強さ。


子どもはしっかり感じていくのですね。



困った行動が見られたとき、ひどい言動が見られたとき

それを伝える時には 穏やかにポジティブに伝える。

決して 頭ごなしにぶつかりあってはいけない。


かしこい親は 子どもの言動をまともに受けず 引くことを上手にするそう。


引くことで 反抗期は短く済むそうですから…



思春期の関わり方のまとめです。


① 弱音の吐ける関係を作ること~子どもの前で夫婦自ら弱音の吐ける時間を作ることも大事。


② 両親の愛を見せること~ 夫婦が仲良くしてる姿。会話や行動。


③ 肯定的な言葉を伝えること~ごめんね。 お願いね。 ありがとう。


④ 思春期の 「わかんねぇよー!」 心の中はその通りだと思うこと。



私は まだ中学生の子どもはいないけれども

いつかはやってくる思春期に向けて 親としての心構えができたかなと

このお話を聞けて とっても心強い気持ちになりました。


今でも娘と日々バトルすることも多々あります。


頭じゃわかっているんだけど 現実 目の前にくると上手く対応仕切れてない自分も

いることもあります。


子どもは 毎回 新しい練習ドリルを私に出してくれます。


「なんて言葉をかけよう…」  「あっーしまった!やっちゃった!」

なんてこともあります。


子どもの成長と共に親自身も学んでいくのだから これでいい。

気づいて 挑戦してみて その積み重ねです。


子どもは成長するために そして親を成長させてくれるために

いろんな姿を見せてくれるのですね。



どんな受け取り方をするか 捉え方をするかは 自分次第。


どんっ!と何事にも動じない母でいるために


自分を知っておくこと。 大事なことですね。


最後に諸富先生の 心に残った言葉です。



『 子育ては なるようにしかなりません。 親は どんっ!と構えていてください。 』



12月中頃 8projectでも 思春期心理学カウンセラーの先生をお迎えして


『 mamaかふぇ~幼児・思春期のココロ 』 開催予定です。


お茶やコーヒーを飲みながら、日頃ママたちが抱えている思い、悩みなどを

ママ同士で語り合い 心理学カウンセラーの先生をゲストにお迎えして

ヒントやコツをもらったり♪

帰るときには 笑顔で元気なココロで家路に着く。


そんなひとときを作りたいと考えています。

興味のある方は ぜひご参加くださいませ。

次号11月中発行のママ応援冊子 クルールに掲載予定です。