本日2度目のUP 前記 諸富先生子育て講座①の続きです。


諸富先生 本当にユーモアたっぷりの愛ある先生。


爆笑トーク炸裂なんですよね。


子育て講座でこんなに笑ったのは初めてかも。笑



前記の してはいけない子育ての続きをアウトプットしていきますね。


① 親のイライラ・カリカリの感情をぶつけてはいけない。


そして


② 否定的な言葉を言ってはいけない


 「ばかだねー!」 「どうしてできないの!」 「何度言ったらわかるの!?」


みなさん言ったことはありませんか?


先生に尋ねられて もちろん私も手をあげました…デス。


子どもには たくさん肯定的な「 呪文 」をかけてあげるのがいいのだそうです。


『 ○○なら絶対にできるよ。できる、できる… 大丈夫、できるよ 』と

魔法の呪文をかけてあげるのです。


そうすることで 自己イメージが上がって

「あれ?なんかできそうな気がしてきた」 自分でできるイメージを作るのですね。




こんな話を聞きながら ふと思い出したことがありました


息子が 今年の春に幼稚園を卒園した時に行なった茶話会(お別れ会)で

父兄有志による劇をしました。


その手作り劇のセリフの中に 卒園児たちが小学校へ行って

何かに困った時 不安になった時 この言葉を唱えたら きっと大丈夫、乗り越えられるよって

母たちから贈った 呪文がありました。


それが


『 るきで るきで このしくつ 』という呪文。


ある父兄が抜群のセンスの持ち主で ストーリーからセリフから

すべてを手がけてくれました。


そして出来上がった この最後のセリフ。


反対から読むと 「 できる できる つくしのこ 」 


つくし幼稚園の子は できるよ!できるよ!

君達なら なんでもがんばってできるよ!乗り越えられるよ!との

母達からの想いが込められています。


息子は 小学校に入って間もない頃

学校でつぶやいたそうです。

「るきで るきで このしくつ」と… 「これって魔法の言葉だよね!」って言いました。



親が 子どもにかける日々の言葉がけは どれだけ子どもの心に響いているのか


言葉は言霊(ことだま)といいます。


子どものチカラを引き出すのもつぶしてしまうのも 私達大人です。


言葉…心がけて 肯定的な言葉をいっぱいかけましょうね。



そして ③


③ 兄弟と比較してはいけない。


 兄弟と比較される子どもは とても傷ついているそうです。

自分はダメな子… 出来ない子… と自己イメージも自信もおちてしまいます。


兄弟でも 1人ひとり違います。

親は必ず 1人ひとりと向き合うことが大切だと仰っていました。


そして 子どもは 母親を自分だけで独占したいと思っているようです。


1日10分 1人ひとりと話をする。

その子だけのお母さんになってあげる。 しっかり話を聞いてあげる。

なんでもいいから その子の話を ただ ただ聴く。

親の意見、見解などは その時にはきっと必要ありませんね。


子どもたちとのコミュニケーション時間を作ることを楽しむひとつとして

「2分間 おしゃべりタイム」などを作っても面白いかもと。


2分間 子どもの話をしっかり聴いて、次は おかあさんからの2分間お話タイム。


なんだか よいコミュニケーション作りができそうじゃないですか?


子どもの心に気づくこと 

親の価値観を押し付けないこと。


子どものプライドを大事にすること。


そして 子どもに『 勇気づけ 』の言葉をかけてあげること。

先生は仰っておられました。


勇気づけ… アドラー心理学ですね。 


子どもの自己肯定感を育てるための 言葉がけです。


『 あながいてくれて嬉しかったよ。』 

『 いつも○○してくれて ありがとうね。』


毎日何気ない あたりまえだと思われることの中に注目して探してみる。


結果ではなく そこにいきつくまでのプロセスを大事にして

お母さんの気持ちを伝えてみる。


子どもを認める そして それを言葉として伝える。


この積み重ねが 必ず 子どもの自信となりチカラになっていくはずです。


どんな小さなことでもいいから 子どもに ありがとうを伝える。


「あなたがいてくれたこと ありがとう」

「いつも元気でいてくれて ありがとう」


この言葉が きっと子どもたちの心の根っこに届くはず。

そして 深く深く根をはって 自分の存在に自信を持てる。


自分が言われて嬉しい言葉


何気ない毎日の中から 見つけてみましょうね。



このあと 思春期の子どもたちのお話にもふれられていました。


こちらは また次回の記事にしますね。


思春期もお楽しみに♪


長いことお付き合いくださいまして ありがとうございました。