久しぶりに 家族揃って おまつりに行ってきました。
帯広の秋のおまつりは 夏のお祭りよりは全然小さなものだけど
ちょっぴり お祭り気分を味わってきました。
出店の数もすくないけど
こうやって見ると あぁ~お祭り♪
子どもの頃は ココロ踊らされたなぁ~
今は お財布を揺らされますが…苦
このお店のおばちゃんが またイイこと言う
おばちゃんで 夫婦で感動♪
「金魚すくいは 金魚をすくうことが楽しくてやるんだ
よ。 紙がやぶれて はい!終わり。一匹あげるね。
ってじゃ、つまんないでしょ。
だから、なかなか破れない紙にして 遊ばせて
あげたいのさ。 楽しんでごらん。」 って。
何匹すくっても 帰りには1匹だけしかもらえないけど
子どもたちは 案の定 楽しんで大満足♪
すくいあげる度に 「 おぉ~上手だねぇ~♪
うまいねぇ~♪」 と 勇気づけるおばちゃん。
40年以上生きてきて こんな金魚すくいのおばちゃんに会ったのは 初めてでした。
子どもの気持ち お客さんの気持ちに寄り添って商いをしてるおばちゃん。
そこが 一番大事なことだよなぁ~と嬉しくなった お祭りのひとときでした。
その後、お墓参りへ。
お墓参りに行くよ~と子どもたちに言ったら
まだ遊びたい 息子が一言…。
『 お墓参りってどうしてするの~~? 』
なんて説明しようかな…と考えながら
ふいに先日の いのちの学習での松中さんの言葉 、今回の映画のこと
今朝見たTV 『 外交官 杉原千畝 』さんのことが浮かびました。
「 コウには 父ちゃんとママがいるよね。
そして、父ちゃんとママにも お父さんとお母さんがいるよね。
そのまた お父さんとお母さんにも お父さんとお母さんがいて…
そのずっと ずっと前から いのちはつながっているの。
今こうして 自分がいられることは このずっと前の人たちがいてくれたから。
コウやママがこうしているのは その人たちのおかげでもあるんだよ。
だけど、そのずっと前にいた人たちは 今はいるだろうか?」
『 いない… 』
「 そうだよね。 その人たちは 今 これから行くお墓の中に眠っているんだよ。
だから、その人たちに 『 ありがとうございます 』って言いにいきたいなぁって
ママは思うんだ。 」
『 ふ~ん。 わかった。 感謝して いただきます! だね! 』
いただきます??…笑 それはいらないけど…
理解したのかどうなのかわかりませんが
子どもたちに そう話ながら
『 ありがとうございます 』 だよなぁ…と しみじみ思いました。
私も つい数年前までは いのちについて深く考えることはありませんでした。
お墓参りに行っても 『 安らかにお眠りください 』とか
『 みんな元気です。 これからも見守っていてください 』とか
そんな言葉をココロの中から伝えていました。
今朝 たまたまTVで見た 『 外交官 杉原千畝』さん。
第二次大戦時の話ですが 彼は 当時リトアニアの領事館でユダヤ人を救うために
日本国の令に反し、自分の意思で 『 命のビザ 』 を発行した 外交官です。
彼が救った いのちは6000人。
自分の立場の危険をかえりみず 人のいのちを救うためだけに
自らの信じた正しい道を選択した 勇気ある人です。
自分がその国を離れるまで ユダヤの人々のために
自分のやるべきことに尽くす行動力や人を想う心は 私の心に響きました。
今 彼が救った6000人の子孫は 25万人と言われているそうです。
いのちは受け継がれて 今を生きている。
最後に…
『 杉原千畝(すぎはら ちうね) 』を知らない方 どうぞ一度調べてご覧になってみてください。
私は 涙、涙で感動しつつ、いざと言う時に こんなに勇気ある行動や
自分よりも 人のためにとなれる決断ができるだろうか…と
考えさせられました。
本当に素晴らしい方です。 日本の誇り
そして 人が支え合って生きる上での原点だと思います。
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生きることってなんだろう?
大切にする気持ちってなんだろう?
ひとりひとり違っていいんだよ。 そのままでいいんだよ。
多くのひとに届けたい ドキュメンタリー映画。
待望の帯広上映第2回目!!
映画 『 1/4の奇跡~本当のことだから 』
10月21日(金) 19時開場 19時半~上映
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