昨日 子どもたちの学校の全校参観に行ってきました。


1年生の息子の授業 図工の時間から感じたことがありました。



この日の図工は それぞれのアイデア、センスで

入れ物(プレゼントBOX)に飾りつけをするというものでした。



折り紙を好きな形に切って貼り付けたり

箱全体を使って 動物に仕上げたりと

それぞれの子が それぞれの思いで 自由に取り組んでいました。


我が家の息子も 飛び出た飾りや 海賊ジャックスパロウを想像したのか

片側には 剣まで付いている大作になりつつありました。笑



黙々と作業にかかる子、まわりを観察しながら 自分のペースで進む子

子どもたちのスピードも様々でした。


そんな中 担任の先生は

たくさんの子どもたちそれぞれに声をかけながら

ひとりひとりの作品のよさを見つけ 認める言葉をかける


スローペースの子には 『 どう?大丈夫? 』と遠くからでも声をかける。


決して 『 遅いよ! 早く早く!』 なんて気持ちを急かせる言葉ではなかった気がします。



その子には その子なりのペースはあります。


ただ、学校のような集団生活の上では 時に難しくなることも

あるだろうとは思います。


小さな社会…家庭の毎日の中だけでも 大人の都合によって 

バタバタと急かしてしまうことは日常茶飯事ですから…

それが いざ集団の中で…となると 本当に先生の力量にかかってくると思います。



先生が ひとりひとりの作品の良いところを見つけて認める言葉にも 

さすがだなぁ!と心の中で思いました。

似たような作品でも 必ずどこか光っているところを見つけ


『 すごい!よく考えたね!こんな風に工夫しようと考えたところがすごいね! 』


と子どもに伝えていました。


これは勇気づけだなぁ…

そう言われた子どもたちの顔が ぱぁっと自信に溢れたように見えました。


ひとりひとりが持つペースもセンスも違う。

ルールやマナーはみな同じように学んでいかなければいけないけれども

それぞれが持つ色は 生かしてあげたい。


そんな関わりで子どもたちと時間を共にしてくださる先生に出逢えて

心から感謝です。


ありがとうございます。




つい自分の枠で物事を見てしまって


自分はこう思って生きてきてるけど 目の前にいる人も同じように思うかと言ったら

そうとは限らない。

いくら自分が様々な学びをして 何かを掴んできたとしても

押し付けることもできないし、わからせることもできない。

相手が自ら気づくときが 本当にわかる時。



つい 何か違うんじゃない?と言いがちになってしまうけれども

相手にとっては 今やっていること考えてることは正しいことだから

私とはちょっと違う考え方なんだな…と思うしかないかもしれない。


自分とは違う考え方だけれども 

ちょっとだけ その人の場所に立ってみる 

その人の立ち位置に立って その人になってみる


自分とは違うけど その人はこう思うんだなぁ

こう思ってしまう人なんだなぁ…

こんな風に今は生きていく 生きたい人なんだな…

そう思うだけで きっと何かが変わって見える気がします。



人は誰しも完璧ではないから

足りないところはできる人が補っていけたらいい


以前 乙武洋匡さんの講演会で 乙武さんが仰っていました。


『 NO one's perfect 』  完璧な人なんて誰もいない



自分とは違うけれども 違う相手を認めてあげられる

柔軟なココロを持って


日々 生きていけたらと思います。




小さな幸せみっけ sato 
   今日 娘が 『 きゃぁーーー♪みてぇ~♪』と

   歓声をあげながら


   『 いいことありそう♪ だわぁ 』