先日 学校から帰ってきた娘が泣きながら訴えてきました。


聞くと どうやら お友達の行動に納得がいかなかったらしい。



毎日 一緒に帰ってきてる友達

その日は 一緒に帰ってきてる仲間のひとりのお母さんがお迎えにきてくれるから

自分は その車で乗って帰る 今日は一緒に帰れないからと…。


えっ????

私は?? ひとり?



習い事のあと帰ってくるので 最近帰宅するころには ずいぶんと暗くなっています。


正直 本人も 『 じゃぁ、私は帰りどうしよう…一人で帰るには 怖い…。』 

そう思ったそうです。



他のお母さんのお気遣いもいただき、夫も迎えに出て

いつもの帰り時間より だいぶ遅れ 真っ暗な中

無事何事もなく帰宅しました。


帰ってきてから どうしてこうなったかという彼女なりの訴えを聞くこと40分ほど。



思いやりがない!

いつも一緒に帰ってきてる仲間なのに どうして自分達だけで帰るの?

相手のこと考えられないなんて…と


彼女なりの訴えです。



一通り 彼女の言い分を聞いたあと伝えました。



確かにそうだよね。

暗い中 ひとりで帰ってくるってことは とっても怖いし危険だよね。


気づいてくれたら…

ひとこと声かけてくれたら…と思うよね。


だけど あなたにできることは何かなかったのかな?


ひとりで帰ってくることは嫌なことだなって思った時

お友達に 何かできる方法はなかったかな?



言いづらいけど 勇気を持って自分の気持ちを伝えることも ひとつの方法。


だまってそれを受け止めることも ひとつの方法。


どれも間違っていないけど


大事なのは じゃぁ明日からどうしようかってことかもしれないね。



気づいていない人や 気づかない人がいるなら


みんなが怖い思いをしないように 嫌な気持ちにならないように

何か方法や決まりごとを みんなで決めることがいいかもしれないよねと。



そんな会話をして 次の日。



母親として やはり ああは言ったけれども

夜道のことだし 親が関わることもいいかな…と それを伝えようとしたら



『  あっ!待って!自分たちでやってみるから! みんなと相談してみるから。 』



いやぁ~~ この言葉。 とっても嬉しかったです。


どんな方法を取るのかわからないけれども


自分達で考えてみる。 みんなで方法を考えてみる。


嬉しかったですね。



そうして 彼女たちは その日の帰り


懐中電灯を片手に 自分たちの足で帰ってきました。


考えだした方法は 『 懐中電灯 』。 


なるほど…。




見守るって難しいけど 子どもたちは ちゃんと自分たちで見つけ出す。


そうやって 生きるチカラ つけていくんですね。