昨日 私の両親の結婚記念日でした。
娘に おばあちゃんにお祝いの電話したら?なんて話をしてる時に
こんな話になりました。
『 りーはママがいなかったら 絶対にダメだなぁ…抱きしめてもらえなかったら
ツライなぁ…。ママがいてくれて良かったな。』
『ママがね、とうちゃんと出逢ってなければ りーはいなかったかもしれないね。
じじと あーちゃん(おばあちゃん)が出逢ってなければ ママはいなかったかも
しれないんだよぉ。 人と人が出逢うことって すごいことだよねぇ~』 と私。
『ママがいるから りーがいる???
じゃぁさぁ、あーちゃんがいるから ママがいるんだね。
じじと あーちゃんが結婚したから ママがいて、ママと とうちゃんがいるから
りーがいるんだぁ! すごいねぇ~。 』
そんな会話をしたあと 娘は 電話越しのおばあちゃんにこう話していました。
『 ママがいてくれて良かったんだぁ。 ママがいるのは あーちゃんがいてくれるから。
あーちゃんいてくれて良かったよ! 結婚記念日おめでとうね! 』 と。
少し離れた場所で聞いていた私は 熱いものがこみ上げてきました。
涙が ぽろぽろ。
なんともすごい勇気づけの言葉でしょう。
子どもにしたら 今いる自分の存在は あたりまえに感じてしまうのかもしれない。
問いかけなければ 考えることもないのかもしれない
でも、わたしたちは ずっと ずっと その いのちでつながっている。
毎日 そう思うことはなくても ふっとどこかで それを感じて
自分の価値や いのちを大事にしてくれたらと思う。
先日の 乙武さんの講演会で購入した 子ども向けの本の表紙を見て
小学1年生の息子が私に尋ねました。
『 ママ?この人は 手も足もないの? どうして? 生まれつきなの? 』
私は 息子の 『生まれつき』との言葉に一瞬驚いてしまいました。
どこで 覚えてきた言葉なんだろう…
だまって その絵を見ていた息子。
私はふっと 息子に問いかけてみました。
『 もし、そばに 何かに困っている人がいたら どうする? 』
『 うーーーん。 やさしくする!』
『 あとは? 』
『 荷物を持ってあげたり… 手伝ってあげたり? 』
そうだね、そうだね。
キミが気づいたこと、できること
気づける子 できる子になってほしいなぁと思うよ。
そんな息子が最近 こう言った。
『 ママ!うちのトイレにね!こびとがいるんだと思う!!
いつもね、トイレットペーパーが三角形に折れているの!』 と
最近 我が家のトイレのトイレットペーパーは いつも三角形に折られています。
ずっと 続くこの現象に
小学1年生の息子の心はドキドキだったのでしょう。
こびと大百科の本を出してきて 見せられました。笑
確かにいるんですねぇ。
イエコビト という 知らない間にトイレットペーパーを三角形に折る こびとが…笑
いやぁ… 心のなかで思わず笑ってしまいました。
かわいい…。
姉がせっせと毎日 自分が入る度に折っていることにも気が付かず
いつ入っても折られてるトイレットペーパー。
『 あらぁ~それは こびと…いるねぇ~♪ 』
アネコビト の存在は内緒に
しばらく そのままにしておこうと思います。