まずは…


前回の記事へのコメントくださったみなさま


ありがとうございます。



温かいメッセージ ありがとうございました。



コメントくださったみなさまへ こちらからお返事をお伝えさせていただこうかと

思います。




子どもの世界での事柄は 親としてどこまで介入してよいものやら

正直 とても悩みました。


ウチの子は 比較的なんでも私に話してくれるタイプなので


学校で… お友達との関係の中で… 何が起こっているのかが

知ることができます。


まぁ、これも そのまま鵜呑みにしてよい話なのか どうなのか

本人の見方からの判断にすぎませんが…

学校であったことを いろいろ話してくれます。



過去にこんなコトがありました。


まだ小学3年生くらいの頃。

まだまだ私自身の学びも浅い頃の話です。


突然 朝 『学校に行きたくない!』 と泣いた時がありました。


隣の席の男の子に 毎日毎日 嫌な言葉を言われ続けていて

もうイヤだ!ガマンができない!とのことでした。



授業中 ノートを書いていたら 『 汚い字だな!』と横から言われ

ノートの余白には いたずら書きを書かれ


また別な日には 着て行った洋服が 『 気持ち悪い柄 』と からかわれ


言い返せば 『 うるせー!』 『お前 バカじゃないの!?』と返ってきて…


席が隣だったから そんな言葉が毎日 チクチク チクチク 彼女のココロに刺さっていたようです。



娘も 決して大人しいタイプではなく どちらかと言うと正義感が強く

間違っていると相手にモノを申すタイプ。

自分の考えをしっかり持ってるタイプ。



自分はそんなことしないのに なぜ 嫌なことするの?


私間違っていないのに どうして正しいこと言ったら 言い返されるの?


彼女なりに納得がいかないやりとりが毎日起きて

 きっと彼女なりに辛かっただろうと思います。



親だから なんとか今の状況を抜け出させてあげたくて

私も連日対応を考えました。


娘の話を聞き


あなたは何も悪いところないと思うよ

あなたは そのままでいいと思うよ。

そう言われることは ツライよねぇ…と。


娘のツライ気持ちに共感した上で ある時 伝えました。


その男の子は あなたのことが好きだから 何かしてくるんじゃない?

(まぁまぁ なんて暢気な母でしょうか…苦笑)


でね、もしかしたら あなたも相手を怒らせることしてはいない?


その言葉のあと


娘は ワーワー泣きながら

『 ただ 聞いてくれるだけでいいの!』 と怒鳴りました。



親として 早く今の状況から抜け出させてあげたいばかりに


本人を否定してしまう言動をしてしまった。


反省しました… そう その時は ただ聞いてあげるだけで良かったのに…



結局 この男の子との問題は それ以後もしばらく続きましたが


先生の陰のサポートもいただきながら

乗り越えられる方法はないかなぁ?と 一緒に考えました。


『 どうだったらできそう? 』 『 何か方法はあるかなぁ? 』



相手を変えることは難しくても 自分を変えていくことは きっとできると思うよ。


彼女自身が見つけた方法で 勇気を振り絞って試みました。



①大きな声で 今嫌なことをされていると言うことを 周りの人に伝える。

(これ やってみたら、周りから ○○うるさい!!と自分が逆に怒られ、撃沈…苦笑)


②言い返すと反応を面白がるので 完全に相手にしない


③言われたことに対して すべて受け入れの言葉を返す。

 『 バカだよな。』 『そうそう 私ってバカだも~ん!』 とか。


④全てに対して 『ありがとう!!』 と言う。



結局 一番効果的だったのは ② でしたね。


③④も 効果はあったようですが

自分が発した言葉が もし 『ありがとう』 なら


『 なんで ありがとうなのよ!?意味わかんねぇーーー!お前バカか!?』 とか言われて

また腹が立ってしまうようでした(苦笑)


②は そのうち 言われる回数が少なくなったそうです。


そして ある日 めでたく席替えの時期がやってきたそうです。




こんな話は 子どもの世界では結構ザラにありますよね。


自分も そんな経験もして育ってきましたし。



親の見えない場所で子どもが苦しんでいると思ったら きっと何かしてあげたく

なってしまいます。


少しでも早く この現状を変えてあげたいと思うでしょう。



確かに 子どもだけの力に任せてはおいておけない 深い状況に悪化する恐れもありますから

ただ黙ってみてるだけとはいかないかもしれません。



まずは 子どもが何を訴えているのかを 黙って聴くコト。



そのツライココロに寄り添ってあげることが 一番大事なのじゃないかなと

思います。


自分の感じた想いや 言葉を批判するのではなく ただ ただ聴くだけ。


『 そうだね。つらいよね…いっぱい頑張ってきたよね』 って。


いまこの時には アドバイスなんか必要じゃないですよね。



そうすると ちゃんと次の言葉が 相手(子ども)から出てきます。


どうしたいのかの糸口が…


そして 必要なチカラを引き出す問いかけをしてみる。


本人が気づいていない自分のチカラに ちょっと気づかせてあげる。


まさにコーチングですね。



自分のチカラで 自分自身が それに向かい乗り越えていくチカラ。



大人も子どもも 結局 答えを出すのは自分自身ですもの。



大人のアドバイスも必要な時も もちろんあるけれど

それは 決して押し付けになってはいけない。


子どもと自分の捉えかたや 考え方が違ったとしても

決して それを否定してはいけない。


そう感じたことや選んだ道は 何も間違いじゃないのだから…


もし それが何か違っていたら…

きっと いつかそれに気が付くときがくる。

どんなカタチなのかわからないけれども きっと気づく時がくる。



そして 何かに向かって挑戦している気持ちを認め 勇気付けてあげる言葉。


結果がどうであれ 勇気を持って向かっているコトはスゴイこと!


あなたなら絶対に大丈夫!


乗り越えられると信じているよ!


これがなによりのチカラになるのではないでしょうか。


 

あなたが出した決断と行動は とっても立派なことなんだよと。





いつかは 親元を離れ 子どもが1人で自立して社会の一員として生きていく時。


子どもの『 生きるチカラ 』 になるのって なんですか?


親は いつまでも子どもの側には付いてあげられません。


ツライ現実にぶつかりもし、自分で考え 選択して それぞれの道を歩んでいきます。



生きるチカラ… どう考えますか?



この続きは また後日に…


長い時間お付き合いいただきまして ありがとうございます。