10歳の娘が ふと言った言葉があります。


『○○は 人のいいところを見つけることができなくて かわいそうな人だと思う…』



娘の友達への言葉でした。



小学5年生でも 日頃の友達の言動に違和感を感じていたらしく

どうも居心地が悪い…


いつも不平不満が口に出ている。

そばにいると なんだか いやぁ~な気持ちになっていたのでしょうね。



正直 10歳でもこんな感じ方をするのかと驚きました。


そして その言葉を発する友達のことを


かわいそうな人… と表現することにも…。



世の中にはいろんな思想を持った方がいます。


ありえない!って思うこともありますし

共感できるわ~~と鳥肌が立ってしまう時もあります。


でも、どんな思想でも その方にとっては正しい考え方なのですよね。

世間的な道理がどうであっても…



その相手の思想や生き方を 受け取る側がどう受け取るかで

相手が変わってきます。


もちろん 私にも えっ?って思ってしまう方との出会いもあります。

昔なら 自分から遠ざけて 私とは生き方が違う!って

突き放していたと思いますが


今は それもありか! そんな生き方しかできない人もいるんだと

自分なりに受け入れて 対応できるようになった気がします。


いつかきっと 自分で気づく時がくる。


気づく時は 自分で気づく時期 タイミングがやってくると思っているから。



見方によって いいとこが見えたり 嫌なところが見えたりと

きっと様々な見方があると思います。


いいとこ探しを 習慣づけて捉えるようになってから

自分自身もとってもラクに生活や 人との関わりを持てるようになってる気がします。


人には必ず いいところがあるはず。



どんな風に自分の中で転換できるか…


思考の変換ができるか…


これはきっと 日頃の習慣ですね。



マイナスイメージをプラスの言葉に変えていけると

見えてくる景色は どんどん変わっていくはずですから…


娘が 人のいいところを見つけようと気にかけていること


親として その言葉を聞けただけで なんだか胸がいっぱいに

温かくなりました。




娘は 今 人間関係の大きな壁にぶちあたっています。


ツライ現実に 勇気を持って 向かっていっています。


親として この子を救うために身を乗り出したくなる心境にもなります。


でも、これは 親ではなくて この子自身の学びになっていくことなのだろうと


私も毎日辛抱して 送りだしています。



親が怒鳴り込んでいくことなんて とっても簡単です。

でも、本当にこの子のためになるのだろうか…と考えたら


それはちょっと違うかも…と私は思います。



子ども自身の乗り越えるチカラ 生きるチカラ。


親から1人立ちしていくわが子の生きるチカラ。


それを養っていく為には 親としてどんな関わり方をしていくか。



ツライけど ツライけど ツライことを受け入れることは勇気がいるけれど


ツライ現実の中で 今はじっと耐え まわりの人たちとの関わりの中で

人を思いやる優しさや 温かさ 

それを感じれる人になっていける


人を傷つけず、正しいことをちゃんとしてると 正しいことをちゃんと見てくれていて

支えて、助けてくれる人が必ず現れる…

私は そう思っています。


娘には 人を思いやる優しさや 気遣いができる

その場の空気を読む 大人っぽい感受性があります。



私は 娘の そこが いいところだと感じています。


きっと あなたなら 乗り越えられる!

大丈夫!

人の痛みがわかる子に あなたはきっとなっていける。


そう 信じているよ。