我が家の晩ごはんでは

 

「今日はパスタだよ〜、なにパスタにする〜?」と訊ねると

  

 

「わたしは納豆パスタ〜〜!」

  

「ボクは、たらこ〜〜!」

 

と、それぞれバラバラなメニューが届いてきます。

 

 

プラス、「ママは、ペペロンチーノだなぁ」となり

 

3種類のパスタを作る晩ごはんとなります。

 

 

 

これを、いろんな場面でお話をすると

おおよその人が、

 

「えーーー!面倒!そんな何種類も作るのしない。いやいや。」と

言われます。

 

 

ま。

 

確かに、面倒です。

一度に、同じメニューで一気に作った方がラクです。

 

 

けれど、私は、それをずっとしてきました。

 

 

時には、たらこが無くて、とか、納豆が切れていることがあるので

その時は、それを伝えメニューの変更が起きます。

 

 

で、なぜ、それをやり始めたのか?

 

 

どんなお家でも、一度は経験があるかと思うのですが

子どもや、旦那さんに

 

「今日の晩ご飯は、何にしようか〜?」と尋ねたことがあるかと思います。

 

 

返ってきた答えに

 

「え〜〜!それはできない。」

 

「それは無理」と、返したことはないでしょうか?

 

 

ある時、私は息子に

「今日の晩ご飯何にしようか〜?何食べたい〜?」と問いかけました。

 

息子から提案されるものに対して、私の答えは

「それは無理だわ、それは食べたくないな」と

提案全てに、ほぼ却下。

 

 

しばらくして息子がひとこと、

「ママの好きなのにしていいよ。」

 

ママ:「え〜〜決められないから訊ねているのに〜〜〜」

 

息子:「いや、言ってもできない、無理って言うんだから、

自分で決めてよ。」と 最後に言う始末。

 

 

あちゃーーーー💦 ほんとだ。

 

ごもっともだ。

 

ちーーん、となりました。

 

 

無意識って怖いですね。

 

問いかけ方や、答え、意識するって大事です。

 

 

 

こんなシーンを経験として、

我が家のパスタの場面では、

今日作れるメニューを具体的に伝える、

自分の食べたいものを伝える、というところから始まります。

 

 

私自身が、パスタはアルデンテで すぐ食べたい、との気持ちがあるから

一人分ずつ人数分作った方が美味しく仕上がる

作りやすい、と感じているからもあります。

 

 

1回に同じものをいっぺんに作るのが好きな人もいますよね。

 

 

けれど、私は、パスタは1人分ずつつくる方が好きです。

 

 

そして、子どもたちには

自分の今、食べたいものを選ぶ、決める、を

日常の暮らしから、経験してもらいたいと思ってきた。

 

 

パスタ以外の食事の時は どうしてるの?

 

と訊ねられた時がありますが、

その時は、メインになるものは確認したり

「ママは、◯◯が食べたい気分なんだけど、あなたはどお?」と

訊ねてみます。

 

自分と相手が異なれば、そこから対話が始まり

互いの心地よいところで決まります。

 

 

そんなことやっていたら、ワガママになるよ、とか

いちいち、めんどくさい!

こっち(大人)が決めたい、などと様々な意見もあります。

 

 

確かに、面倒くさいし、決めちゃう時だってあるけれど

私は、できるだけ

 

 

自分で考え、選び、行動する、を日常から習慣にしたいと思い

子どもたちに関わるようにしました。

 

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

 

マザーテレサの言葉にもあるように

”意識”をすることが大切なんだと思います。

 

 

無意識を意識化させていくこと。

 

 

それは、日常の中から

 

 

子どもやパートナー、働く仲間や友人

自分の身近にいる人たちが、自分の姿を見せてくれる。

教えてくれる。