最近、コンボが出しているDVDを色々見ているのですが、
ものすごく内容がいいですね。驚きました。

コンボとは、「特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構」のことで、
英語でCommunity Mental Health & Welfare Bonding Organization、
その頭文字を取って、COMHBOで、コンボと呼ぶのですね。
http://comhbo.net/index.html

正式名はちょっとお硬いですが、
当事者や家族のために役立つ分かりやすい本を
たくさん出版しています。

そうそう、センターのロビーの雑誌棚にも置いてある「こころの元気+」
あの雑誌を作っている会社です。
こころの元気・表紙


コンボの活動は、基本的にご本人向けのものが多いですが、
当センターでも去年から、
ご本人・ご家族向けの「心理教育」を隔週で行うようになって、
病気のことをよく知ってもらう、どうすれば良くなるのか理解してもらう
ということの大切さを、改めて実感しています。

考えてみれば、心の病は治療が長くかかる事は避けられず、
病気を良く知り、療養生活をどう営むか、
平たく言えば、毎日の生活でちょっとした工夫をどう続けるか、
これが非常~~~に大事なのは、
とっても当たり前のことなのですね。

医者が何を言っとんじゃ、とツッコマレそうなことを書きましたが、
もちろんこのことを軽視しているわけではなく(その反対で)、
もっともっと理解していただく工夫を、ワシラも広げないとなぁ、と
感じているという話なのです。

メンバーの皆さんは、センターに通って、
カラオケとかスポーツとかやりながら
「これで本当に病気が良くなるの???」と疑問に思う瞬間も、
もしかしたらあるかも知れません。

そんな時は、WRAPやSST、そして心理教育などのプログラムにも
出てみませんか?
より積極的に元気になっていく方法を、一緒に考えていきましょう。

いずれ、皆さんとお薬に関して深く突っ込んだ学習会を
持てればなあと最近思っています。
テキストは、やはりコンボから出ている、
この本(↓)がいいかなあ、と…。
コンボの本

ではまた。(所長)