SNSで知った、さくらももこさんの訃報。

先日子供を連れてった日本平動物園で見たちびまるこちゃんの原画をみて、あぁまるちゃんと育ってきた世代だよなぁとシミジミしていたところでした。


ちょっとマヌケでおっちょこちょいなちびまるこちゃんは、今までみてきたヒロインの中でも異色で。笑
こんなにおバカなところをさらけ出して良いのかとか子供ながらに思ってました。
なくし物をしたらハサミに紐をグルグル巻きながら探せとか
しゃっくりをとめるには逆さまに水を飲むとか
坂道は後ろ向きに登ると疲れないとか。笑
未だに覚えてる。笑

友蔵との漫才みたいなやりとりがすごく好きでした。

でもほっこりあったかくなるような話もあったり、少し成長してから観たら、大人になると忘れてしまうような小さいけど大切なことを思い出させてくれることもあった。

漫画は全部持ってたけど、実はエッセイも大好きで全部持ってた。たぶん実家にまだある。

理系だったけど、さくらももこさんのおかげで国語だけは好きだった。だからなのか、小さい頃から独特の言い回しをした文章を書くよねと言われてきていた。きっと彼女の影響だと自分では思っている。


社会人になってから、学会の報告書を書く機会があって、どうやって書いて良いのかわからなくてとりあえず書いたら、上司に『エッセイみたいで面白かった!』と言われたことがあった。
自分で読み返してみたら、たぶん彼女のエッセイの影響すごく受けてるなって感じてた。苦笑


もしかしたら、彼女のエッセイに出会わなければ
私は書籍を書くことはなかったかもしれない。ブログを書くことも、文章が人の目に止まることもなかった。文法とか基礎とか全然なってないって、きっと物書きの先輩には言われると思うけど。私は独学で、自分の好きな文章を学んできたんだと感じている。




さくらももこさんの
御冥福をお祈りいたします。