2020年3月19日(木)

〜胃がん術後 1年9ヶ月〜
〜再手術後 1年4ヶ月〜
〜肺がん術後 10ヶ月〜
〜再手術後 8ヶ月〜


今日は、消化器外科の定期受診。
腫瘍マーカーの確認です。


2月に内服中止からの体調不良で急遽診てもらい、
内服を再開してからは 胃もたれとムカムカは
少しずつ改善されました。
0ではないですが…


そして相変わらずその時の体調によって、
同じ食べ物であっても
ダンピングを起こしたり起こさなかったり。
私の場合は、大好きなパンで起こりやすいかな(^^;


プラス以前から時々はありましたが、
立ち上がった時はもちろん 最近では座っていても
立ちくらみのようなクラクラする症状があります。


主治医に伝えなきゃ!と意気込んで、いざ病院へ。


採血まで1時間以上待ち、結果が出るまでさらに1時間。


待ち時間が長過ぎて、スマホをいじるのにも疲れてきた頃…
待合室の、椅子のすぐ横をDr.が通り過ぎて行きます。
Dr.の出入口は別の場所にあるので、
こんな所を通るの珍しいなぁと顔を上げてみると?


「えっ??うわぁ!なんで??えぇ?(゚ω゚)」

「あっ!やっぱり〜。
今日が外来みたいだから、いるかな?と思って(笑)」


なんと!!
昨年4月から大学病院に異動になったはずの、
前主治医O先生でした〜(๑>◡<๑)


O先生、今は大学病院で研究をしているのですが
大学だけでは検体が足りないので
市立病院にも時々来られているそうです。


もうビックリで、思わず待合室で叫んでしまった私。
O先生は、その反応が面白かったようで笑っていました。


でも私の事を今でも気にかけてくださり、
大学病院での肺がんの術後のこと
市立病院での胃がんの術後の経過を心配してくださいました。


カルテも時々見ている様子で、
今日が外来日だから いるかな〜? と覗いてくださったそうです。
待ち時間で疲れていましたが、O先生と会えて
話ができたことでまた元気をもらいました(o^^o)

O先生の不思議なパワーだな。


その後はY先生に呼ばれて診察室へ。


採血結果を確認し、腫瘍マーカーは基準値内でした。
でも、ヘモグロビンが8.5。


元々貧血ではありましたが、
“前回の数値よりだいぶ下がっていること”
“立ちくらみの症状が出ていること”が
Y先生には引っかかるそうです。


おかげで鉄剤(フェロミア)が追加になりました。


体中に酸素を運ぶための赤血球。
それは骨髄で作られていて、その材料として鉄とビタミンB12が必要です。


その鉄の吸収には胃酸が、
ビタミンB12の吸収には胃で分泌される内因子というタンパク質が必要になります。


そのため胃を切除すればするほど、
高い確率で貧血が起こってきます。
もし胃を全部摘出すれば何年か後に必ず貧血が起こるそうです。


ただY先生の言うには私の場合、全摘ではなく
胃は1/3は残っているからここまで悪くならないと
思うんだけどなぁと。


念のため、今日の採血の残血でビタミンB12を
検査してもらうことになりました。
併せて、体の中でどこかに出血がないか
胃カメラと大腸カメラを前倒しですることになりました。


印環細胞がんと分かった時にも、
潰瘍部分からダラダラと出血していたので
それを心配してだと思います。


消化器内科ですぐ検査予約ができるように、
Y先生が内科Dr.にわざわざ直談判で話をしに行ってくださいました。


本当ありがたい。


6月以降に実施する予定の検査を、
4月にしてもらえました。その時に採血も。
1日で胃カメラと大腸カメラ。


検査後、その日は担当の手術があるY先生ですが、
診察を入れてくださり フェロミアの効き具合と
外注しているビタミンB12の結果を教えてくださるそうです。


ビタミンB12が減っていれば、
内服もあるし注射もあるからと。


子どもの頃から貧血だったので、
あまり深く考えていませんでしたが
最悪を想定してすぐに動いてくださる主治医でよかったと思うことでした。


何もなければそれでよし。
薬で改善するので大丈夫!と言ってくださり
ホッとしました。


1日がかりの病院受診でしたが、
O先生とY先生への感謝の気持ちと
優しさが身に染みた日となりました(*´꒳`*)