2019年10月1日(火)


前回の続きです。


循環器内科の診察が終わり、
次は脳神経内科へ行くように言われました。


しかし頭部CTの読影が終わっておらず、
検査結果が分かるまで時間がかかるからと
昼食へ行くように言われました。


院内のレストランで、母と3人で食事をしました。
私は、食べ切れそうにないモノばかりなので
唯一食べ切れそうな かけそば(^ ^)


でも結局はそばも食べ切れず、半分は兄へあげました。
そう!食欲はあるんですよ。やせっぽちだけど^_^
でも、食欲があるだけで安心します。


脳神経内科へ戻ると、比較的早く呼ばれました。
脳神経内科部長のW先生。
ぽっちゃりした元気な先生です。


診察室のベッドには、いろいろな資料や本など。
もしかして大雑把な感じ?(笑)

一瞬不安になりましたが
W先生は家族歴や病歴、自覚症状など細かく質問して
紙に書いていきました。


その後は、器具を使って負荷をかけたり
運動機能や反射の有無など立位時、座位時、臥位時と詳しく検査。


同時に血圧も測定しました。
すると、負荷をかけたりした後は
臥位であっても193/131mmHg。


もうその数値にビックリです。
本人は頭がボーッとする感じと言っていますが、
いつ脳の血管が破裂してもおかしくない状況。


そして今度は車椅子に座り先生と話をしている途中、
また発作が起こりました。
急に表情が変わり、前傾姿勢のまま先生の方へ傾いていきそう。


W先生もその様子を観察していました。
「脳の血液が下に下がることで、脳に血流が行かなくなって、てんかん発作のようになってるね」と。


そしてその時の血圧は、逆に低すぎてエラー(´Д` )
ようやく測れて60/30ぐらい。


血圧の変動の大きさにW先生も、私たち家族もビックリしました。

「血圧は立った時、安静にした時で20ぐらい変動するものだけど、この振れ幅は自律神経がイカれてるね。
血圧の変動を調節するのが自律神経なんだけど、
この変動はもう自律神経がぶっ壊れてるよ。

よくこれで今まで生きてたねー!
こんな人は初めてだよ、僕も。
これじゃあ帰せないなぁ。
ちょっと詳しく検査しないとだな。ねっ。いい?


母と思わず目を合わせてしまいました。
W先生の話しぶりが、冗談を混じえたような軽い感じだったので
本当に深刻な状況なのかがイマイチつかめず。


帰せないということは入院?
本当に入院するのかな?


でもW先生はどこかに電話をかけ、緊急入院取ってくれる?と。
それから兄の症状を伝えて、座位保持困難、ストレッチャーでと話をしていました。


結局、そのまま緊急入院となってしまいました。
カルテに入力している診断名を凝視すると、
「自律神経性ニューロパチー」
と書いてありました。


一応、仮の診断名で今後検査をしていく中で
はっきりした診断名がつくのだと思います。


聞き慣れない病気と、突然のことで母も私も呆然。
本人もベッドに横になっていましたが、
いまいち他人事のような感じでした。


そこからは入院の手続きをしている間に、
兄は点滴のルートを取って、ストレッチャーで脳波や神経伝導検査?などの検査へ。
それが終わって、脳神経内科の病棟へと上がってきました。


安静度も今のところ臥位のみ。
今朝まで普通の生活をしていただけに、
そんなに重症だったのかと混乱します。


全てが終わり、帰る頃には母はグッタリでした。
朝6時半頃に家を出て、帰り着いたのは18時半頃だったと思います。


めまぐるしい1日で、子ども(私や兄)が入院の連続。
仕事も翌日から6連勤で、忙しいうえに心配事も増えて
母の体と心が心配です。


私も心配ばかりかけてしまったので、申し訳ないのですが…
母が忙しい代わりに、休職中の身である私が今こそ出番です!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ


兄の看病は、お世話になった私にできる唯一の母や兄への恩返し。


入院して、これから色々と検査が入ってくる予定です。
早く原因が分かって、治療を始められるといいのですが…