2019年6月28日(金)

〜胃がん術後 1年〜
〜再手術後 8ヶ月〜
〜肺がん術後 2ヶ月〜


大学病院の呼吸器外科外来に電話をしたら、
今日の診察は終わっているので
救急外来を受診するように指示がありました。


母の運転で大学病院へ。
時間外受付に声をかけ、救急外来まで案内してもらいました。


右胸や背中、肩の痛みはありましたが、
この時には歩けたので徒歩で救急外来受診です。


救急外来前には、肺がんの手術時にお世話になった
主治医の先生方が4名お待ちでした。
こんな形で再会とは(−_−;)


症状の始まった時間、痛みの部位、咳の様子、その他の問診があり
バイタル測定をしてから車椅子でレントゲン撮影へ。


レントゲン待ちの間も、咳がなかなか止まりません。
私の肺はどうなってるんだろう?


レントゲンが終わり救急外来へ到着した途端、
看護師さんの携帯に何か連絡がありました。
何だろうと思っていると

「kokoroさん、今から先生が処置をするみたいなので
ベッドに横になって待っていて下さい。」とのこと。

「処置って何をするんですか?」

「おそらく、ドレーンを入れるんだと思います。」


ガーン( ̄◇ ̄;)


ということは、やはり気胸?
でも火曜日の診察では、肺は膨らんでいたのに…


救急外来に、先生方がゾロゾロと入ってこられました。

「kokoroさん、レントゲンを撮ったら真ん中が癒着して肺がしぼんでしまっていました。
前の時よりも太いドレーンを入れて、肺を膨らませてあげましょうね。
このまま入院になりますのでね。
大丈夫ですか?キツかったですね〜。」


やはり右肺の気胸でした。
入院が決まり、やっとこの症状が緩和されていく安心感と
ドレーン挿入のトラウマからの不安、
家族への申し訳なさが一気にやって来ました。


でも、先生方にキツかったですねと共感してもらい、
もう少し頑張りましょうと励ましてもらったことで
落ち着きました。


いよいよ、透視下で胸腔ドレーンの挿入です。


手術の時も含めたら3回目(>_<)


局所麻酔はしてもらっていますが、それ自体痛いし
中にドレーンを突っ込んで内腔を突き破る時の痛みったら!!
圧迫感とドレーンが中で当たる痛み…


思わず「イッタっっっ!!!」と声が出ました。


ドレーンを留置して下さっているM先生から、
「もう少しですからね。もうちょっと頑張って下さいね。」
と励まされながら、
2針縫合固定してもらいようやく終了。


そのまま、術後と同じ病棟に移動です。
先生方が車椅子を押して下さったり、
ドレーンパックを持って下さったり。

至れり尽くせり(笑)


病棟でもナースステーション前の重症部屋になりました。


ドレーンをしばらく挿入して、
胸腔内の空気を出してあげながら
来週になったら気管支鏡検査でどこから空気が漏れているのかを検査することになりました。


最悪もしも、手術した気管支の断端からの漏れだとしたら
再度そこを塞ぐ処置(手術)をするとのこと。
気管支断端瘻だった場合ですが…


自分が想像していたよりも、大ごとでした。
母が病院に連れて来てくれなければ、
まだ家で様子をみていたと思います。


主人からも母に連絡があり、
病院に連れて行ってくれるようお願いしてくれたようでした。


自己判断って怖いです。
これぐらいならって思ってしまうことは、
後々大変なことになりかねません。


病院に行って問題なければそれで良し。
それは恥ずかしいことじゃないと実感しました。
問題が早く見つかり、早目に処置してもらえば万々歳!


躊躇していた私に、背中を押してくれた母と主人に感謝しないといけません。


そして心配した主人も、
単身赴任先の県外から慌てて帰って来てくれました。


2人にはいつも迷惑をかけてしまい、
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。


子どもたちも、私が突然の入院になり少なからず心配をかけてしまっています。
でも今は、治すことだけ考えて療養したいと思います。