鴨川、無惨 | 心の風景

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 今朝の羽鳥さんの「モーニングショー」で京都・鴨川のゴミ被害を報じていました。

 

 昔は静かだった鴨川の川べりが、今や酔った観光客の騒ぎや残していった大量のゴミで見るも無惨なことに。外国人観光客の姿も目立ちます。空き缶をわざわざ川に放り込む人もいて、これだけ見ていると「世も末だ」と言いたくなります。

 

 この人たちはゴミを持ち帰るなんてわずらわしい、面倒だと思っているのですね。ゴミを捨てたら、地元の人に迷惑だと分かっていても、自分の快適さが優先ということでしょう。もっとも、こういう人はほんの一握りだと思いたいですが。

 

 「あ、カップルがゴミを置いていきました」とレポーターが伝えました。これが私の持論の「証拠」です。

 

 つまり2人ともポイ捨てで一致したわけです。ポイ捨てする人は、同じ価値観の人とつきあうんです。結婚もするでしょう。すると産まれてくる子どももその価値観を受け継ぐことになります。

 

 幼稚園や学校の先生がポイ捨てはダメと教えても、価値観を変えるのは難しいでしょう。これがポイ捨てする人がいつまで経ってもなくならない理由だと思っています。

 

 「モーニングショー」の出演者が、こうなると規則を作って取り締まるしかなくなると言っていました。私も法律などは出来るだけ少ない方がいいと思うのですが、これでは仕方ないですね。