それじゃ休みにならない | 心の風景

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心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。

 昨日のTOKYO MX「激論サミット」ではラーケーションが話題でした。

 

 ラーケーションとは、ラーニング(学び)とバケーション(休暇)を合わせた言葉で、子供が親と平日に旅行などしても、学校を欠席にならない日のことだそうです。すでに愛知県や茨城県で導入されているとのこと。

 

 この制度の是非など、議論点は多くありましたが、ここでは1点にしぼって書きたいと思います。

 

 この制度では、休む前に計画表を学校に提出しなければなりません。その表にはまず、「『ラーケーションの日』は、子供が保護者等とともに、平日に、体験や探求の学び・活動を自ら考え、企画し、実行することができる日です。」と書かれています。その下に子供が日時・場所・学ぶ内容などを書く欄があります。

 

 事後報告の義務はないですが、レポート提出を求めるところもあるそうです。

 

 それを見た感想ですが・・・「 なんで休みまで学校に管理されなきゃならないの」です😓。

 

 計画表を書くのに手間はかかりません。それに学校側が休むことを肯定的にとらえた点は大変いいと思います。

 

 でも、だったらさらに一歩進めて、「家庭の自由にさせてよ」と言いたくなってしまいます。学校だの勉強だのを意識して休暇を送るのでは、本当に休んだことにならないでしょう。

 

 休暇は学校とは別ものなんですから、管理する必要はないでしょう。なんだかここに学校の体質を見たような気がしました。