面接合格の「公式」 | 心の風景

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 6月に入り、就職活動の面接解禁だそうです。

 

 さて、土曜朝のNHKニュースによりますと、ネット上には面接合格についての不確かな情報もあがっているということです。具体例として次の3つが紹介されていました。

 

 「このことばを使うと一瞬で落とされる」

 「面接官が好きなガクチカはコレ」

 「面接を通過できる逆質問の一覧」

 (ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」という意味です)。

 

 出ました~。私の嫌いな「公式」😅。

 

 そのあと、専門家が「就活に必勝法はない」と一刀両断しています。当然ですね。学生も企業も個性や事情は千差万別ですから。万人向けの単純明快な公式などあるはずがありません。まあ、無礼で常識を疑うような言葉なら別でしょうが。

 

 極端な例ですが、私が見つけた動画の中には「とても」を使うと落ちて、その代わりに「大変」を使うと受かるというのがありました😓。どういうつもりで作ったんでしょうね。さすがにこれを真に受ける人はいないと思いますが。

 

 就活生の中には不安な人や疲れた人もいることでしょう。そういう場合は単純明快な公式に頼りたくなるかもしれません。でも1人1人が世界で唯一の存在である就活生が、そんな没個性の公式を気にすることはないのですよ。