弔い方の話 | 心の風景

心の風景

心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。

 昨夜NHKの「ネタドリ」で、「墓じまい」を取り上げていました。最近の少子化で、この話題は時々取り上げられています。なかなか複雑な問題が潜んでいて苦労している人もいるようです。

 

 私はお墓というものは、本来永く存在するべきものではないと思っています。なぜなら、お墓は無限に増えていくもので、もしお墓が一定の面積を占める形ですと、いずれは生きている人の生活の場がなくなってしまうからです。故人を直接知る人がいなくなったら、その人のお墓はもう必要ないのかもしれません。

 

 番組では従来の墓以外の弔い方も紹介されています。合葬墓や持ち運び可能な墓や、遺灰を美術品のようなものに詰めて手元に置く場合もありました。番組では紹介されませんでしたが、樹木葬というのも人気があります。1人1人が納得のいくやり方をすればいいと思っています。

 

 私は以前から散骨をしてもらうつもりです。ずいぶん前に弟には言ってありますが、果たして覚えているかどうか😅。一般のお墓を買っても、誰も面倒を見てくれないのは明らかですし。それに「自然に還る」というのは、私の価値観や世界観に合っている気がしますからね。