暗かったボランティア会議 | 心の風景

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 昨日、地区のボランティア会議に出席してきました。といっても、出席者の多くは責任ある立場の人たちで、個人参加の私は、隅の方で話を聞くだけでしたが😅。人数は30人くらいでした。

 

 この会議はこれまでは活動報告が中心で、気軽で楽しい感じでした。ですが、今回は能登地震を受けて、防災の話が中心になり、やっぱり重苦しくなりましたね。

 

 首都直下型地震の被害は能登の数十倍と予想されているのに、地区ではそれに見合った支援態勢が整っていないようなんですね😨。

 

 ですので、例えば、避難所に行くのは、家が倒壊した人や、身体に大きな問題のある人で、あとは自宅で避難してもらう、ということだそうです。その避難所には十分な食料の備蓄などはないようです。人口が多くて、もう物理的に無理みたいな印象を受けました。

 

 中でも障害者を世話している福祉施設の人たちはいかにも大変そうでした。普段の業務だけでも楽ではないでしょうに、避難訓練を実施したりして、できる限りのことをしているようです。ですが、大地震が起きたら、どれだけの職員が駆けつけられるか、不安を抱えているとのこと。

 

 こういう状況をさらに難しくしているのが、この地区でも進む少子高齢化です。もう新しいことを始める余裕はないとのこと。一応ここは大都市の一角なんですけどね。

 

 この会議は新しく何かを決めるものではなく、主に出席者の報告で終わったのですが、課題は山積していますね。私の感想は「自分でやれることは、やんなきゃダメだ」です。やっぱり家の耐震化は避けて通れないのかなあ~😓。