胃カメラを少し楽に受ける | 心の風景

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 先日胃カメラの検査を受けてきました。今回がたぶん3回目だと思います。

 

 検査の前に個室で医師を待っているとき、看護師にこうお願いしました。「先生に、検査が半分くらい過ぎたら『半分過ぎました』と言ってくれるようにお伝えください」。

 

 なんで自分で直接言わないかというと、検査直前に麻酔薬を飲んで、口がしびれてまともに話せなくなるからです。

 

 医師がやってくると、看護師が私のお願いを笑いながら伝えてくれました。そんなに面白いのですかね。

 

 医師も優しくて明るい人なので、いざ始まると、「十二指腸まで来ました~」「お、いいですね~」「もうほとんど終わりで~す」などと観光ガイドみたいにしゃべってくれました。

 

 胃カメラの検査はそんなに時間はかかりませんが、胃がふくれる感じでかなり苦しいです。初めて検査したときはいつまで続くのか分からないので余計に苦痛でした。そこで「半分」というお願いをするようになったのです。

 

 登山で森を抜けて目指す山頂が見えると、元気が出てくるかと思いますが、それと同じ効果があります。よかったら、試してみてください。