小学生のとき木登りが大好きでした。放課後友達としょっちゅう学校の近くの森に登りに行きました。
ある日、ものすごく高い木に登っていると、学校の先生がやって来ました。なんだろうと思って見下ろしていると、「危ないから下りなさい」と言うのです。でも、そう言うと、直ぐに学校に戻ってしまいましたので、誰も下りませんでしたが。 (^〇^;)
あの先生は、おそらく通行人か誰かの連絡を受けてわざわざやって来たのでしょう。
大昔から、学校の先生は放課後も児童を管理する責任があると世間に思われていたのでしょう。通行人が直接私たちに声をかければ済んだ話です。
その考え方は今も変わっていないようです。子供が学校外で良からぬことをすると、学校に連絡が行き、先生が謝ったり、現場に駆けつけたりするそうです。
通報する側にとっては、直接子供に注意する勇気はないし、家庭の連絡先など分らないし、学校に連絡するのが手っ取り早いということなんでしょう。
ですが、先生にとっては相当の負担ではないかと思います。先生が忙しいという話はよく聞きますが、このような事情も一因なんですね。