普及率16%の壁、と言う言葉がある。


商品の普及には一つの大きな障壁があって、その壁を越えると一気に普及する。しかし、それが難しい。その一線のラインが大体母集団内の6人に1人程度、と言うことだ。


この相場に対する実感は、実際に自分で集客をしてみるとよくわかる。平均的な日本人は、自分の欲求はまずは抑えて周りの様子を伺って周りが乗っているなら自分も乗る、と言うことをするからだ。


これも一つの生存戦略である。周りに足並みを揃える、リスクや責任を回避する、と言うことだ。そのやり方が有効だから、そうする人が多くいるのである。


根回しをしなければ、多くの場合誰も乗ってくれない。誰も乗ってくれなければ気まずいし、誰か乗ってくれても失敗すれば責任問題・信用毀損である。また発起人は孤独である。共通の志を持つてタスクをこなす人間がチーム内にいないからだ。


しかし、もし周りの人に合わせて生きることを選んだらどうであろうか。未知との遭遇に対する衝動や刺激によって得られる、喜びや生きた実感はそこにあるのだろうか。そもそも、あなたをあなたたらしめるものはそこにあるのだろうか。


あなたはどうする?

あなたは何を選ぶ?