最愛のキャツ男くんへ


これは、meeがcat男に捧げるお手紙です




私にとってのキャツ男は 


「ペット」ではなく

「猫」という容姿でありながら

息子であり、ヒーラーであり、師匠であり、天使であり、キューピッドであり、神であり、

最高の相棒だった


キャツ男以外の猫との暮らしは考えられない
キャツ男は私にとって特別な猫、特別な存在だった


先日、私は最高で最愛の相棒を亡くした




この私の手のひらに小さな頭をのせたまま
彼は息を引き取った



彼を亡くすことが私の人生で最大の悲劇だと、

ずっと思っていた、わかっていた、覚悟していた
その日がついに訪れてしまったということ





夫より付き合いが長く
友達より深い絆で結ばれ
誰よりも私のことを知っている
誰よりも私のことを分かっている
誰よりも私のことを見ていた
誰よりも私のことを必要としていた
そして私はあなたを何より愛してた 




せいちゃんが溢してたね、

俺が妬くとしたら、cat、君くらいだよ、と





あなたの顔が、見た目が大好きだった

猫のくせにまぁるいお顔
猫のくせにまんまるお目め
猫なのにガッチリ骨太
猫なのに茶色い肉球
曲がった左耳も長めのまつ毛もおでこのM柄も

首太後頭部も胸の真ん中の白いお毛々も

背骨や骨盤の形も丸顔の割に長めの手足も
可憐に動かす長めの鍵シッポも

ドスの効いた鳴き声までも
ぜーんぶぜんぶ、丸ごと私の好みな猫でした




17歳のお誕生日にせいちゃんからもらった

大親友サバ男を離さないあなたが私は大好きで、



ご飯待ってるんだよ、の見上げる表情はいつもいつもたまらなく可愛かったよ



トイレで踏ん張りながら、見てんじゃねーよ、の睨み付けるワルな目もけっこう好きだったな



朝日町の窓辺で朝日を浴びながら鼻ピクつかせ、風の匂いを嗅ぐ姿は毎度凛々しかったね


セラピストせーみーの合言葉

『尻冷えは万病のもと』の一番信者だったり、


玄関の扉の前ギリギリで、今か今か?と扉が開くのを待ち構えている後ろ姿は微笑ましくよく笑わせてくれたね


ウンチした後、決まってせいちゃんのお部屋に行っていたのは何故だかいまだ分からないけど茶番的で笑えたよ



お昼寝から起きてくるや否や、毎度の気持ち良さそうな背骨伸ばしは、ねこヨガスタジオ社長としての見せ場だったのかな



お水より白湯が好きだったよね 
煮干しより鰹節派だったね
ドライよりウェットなご飯が好きだったね



朝だよ〜、

の頭トントンと軽叩きしてくるあの時間

お腹揉んで〜と近寄ってくるあの瞬間
お腹を揉むとゴロゴロ喉鳴らすあの音




何より、様々な場所でただただスヤスヤ気持ち良さそうに眠り込んでいるあなたを見ることが私にとって最高に至福の時間でした 


キャツ男の寝顔が最高の癒しでした 






あなたがソコに居ることで過ごせた幸せな時間ばかりでした


あなたがソコに居たことが幸せでした





最期の数日間は苦しかったね
痛かったね
辛かったね
耐えたね
頑張ったね 


よくやったよ
立派だったよ
最高にかっこよかったよ
最期まで気高く男前だったね








あの日、私の元へ現れてくれてありがとう
自由な私を、私たちを、

いつ何時も受け入れてくれてありがとう
そしていつも変わらず待っててくれてありがとう
最期まで私と過ごすことを選んでくれたことに

感謝してるよ


いろんなことを教えてくれて
たくさん気づかせてくれて
おっきな愛を与えてくれた


最期まで私の腕の中で過ごしてくれて

ありがとね



 
cat男の存在と生き様に尊敬と感謝を
最大の愛を込めて贈ります 



      cat男  17歳 永眠


いつかあの世でまた会えたらいいな
私は会いたいよ

今日も明日も明後日もずーっとずっと

愛してるからね






世の生きとし生けるもの全てにとって

望む道が選ばれる健やかな毎日になりますよう

祈りを込めて✴︎




Om shanti shanti shanti