作品の話から離れて今回は個人イベントのお話。


役者さんたちが個人のイベントやバースデーイベントなど開催されますが、


「なんで主戦場の舞台以外でもファンに顔見せてくれるのだろうか?」


と、ずっと疑問だったんです。


今書いたように誕生日とか、ファンクラブ限定イベントだとか、あとは本を出した時にサイン会やお渡し会…

色々機会がありますよね。


参加の我らからしたら「ありがたいなあ」という気持ちですが、実際に参加してみても、


なんでやってくれてるの??


舞台とかの合間にやるからスケジュールとかすごく大変そうだし、各都市でやる方なんかはさらに合間を縫って移動してるわけです


謎が解けた気がした!


謎というほどのことじゃないのかもしれませんが、そのように不思議に、疑問に思っていたことが

「ああ、そうだったのか」と、腑に落ちるきっかけが最近あったので、ちょっと記事にしました。


とある役者さんの配信を見ていて、要はそれを見ている人、参加してる人は


配信をお金払ってまで見たい


という人だけ


その役者さんにとっては「イエス」を言ってくれる人が目の前にいる状況。(いい意味でのイエス)


先ほど主戦場という書き方をしましたが、役者さんにとっては舞台作品の中に生きることが仕事で、戦いの場なわけです。


そうすると、当然なのですが自分のファンばかりではなく、「共演者のファン」とか、「特に役者さんには興味がなくて作品が好きな人」とかが目の前にいる。


ひょっとしたら、というか当たり前の話なのですが、作品に出ている役者さん全員を平等に好きでいる観客ってほとんどいないんですよね。


共演者のファンは自分を嫌いかもしれない、それを頭に入れた上で舞台に立ってるのか…

それは…大変なこともあるなあと。


それで「全員自分のことを好きでいてくれるファンの人たち」の前に立つことが、役者さんたちにとってとても幸せなことなんだ!

と、いまさらすぎる気づきがありました。


そんなこと分かって参加してるよ〜と若い方達は思うかもしれないのですが、前にも書きましたが、学生時代なんか、役者個人のイベントというものがほぼない中で観劇生活していたので、ほんとにわからなかったのです。


思い返してみると…


去年こちらにも書きましたが、刀ミュのにっかり青江で沼に落とされた新木宏典さん、バースデーイベントにおそるおそる参加してみたのです。


バースデーイベントというのが初めてだったのですが、とてもあったかい雰囲気で包まれてて、みんながお祝いしたくて集まってるのがわかりました。


たくさんのお花も贈られて並んでいましたし、プレゼントもそれこそ山のように。(スタッフさんががんばってました)


そこに負の感情って一切(とはいかないのかもしれないけど、一切と思いたい)ない。


おめでとー!

ありがとー!


誕生日じゃなくてもいい。


いつも素敵な舞台見せてくれてありがとう

応援してくれてありがとう


あ〜〜

それは幸せ!


共演者同士、お互いに敵とは思わないまでも、ファン側からちょっとした負の感情を向けられることもあるかもしれない。

向けられなくても、共演者たちに負けられないという気持ちがなくては、この世界やっていけない。


みんなが自分の味方でいてくれる場って、きっととてつもないパワーもらえるのだろうし、逆に参加者側もパワーもらえるし…


楽しいはずだなと。納得😊

イベントの存在意義がよくよくわかりました。

皆さんスケジュールとかに無理のない範囲で、ファンに囲まれる機会を作って、心からにっこにこになるあたたかい1日を作ってください。