国家が主権を尊重し、国民に誇りを持たせるのは、何も内向きな論理ではない。国際社会は国単位で動いている。海外に出て活躍するときにも、どの国に所属しているか問われるであろうし、その国の一員としてみて判断するであろう。どこの国の出身かと、みられることは、宿命と考えるべきだ。どこの国の人間も結局は心のよりどころ、生活の拠点は出身国である。皆自国の出身として、国に誇りを持って活躍している。そうした環境にあるが故に、国際的に活躍するなら猶更、国に誇りを持ち他国に対抗していかなければならない。自国に誇りを持たなければ、海外に出て負けてしまうのではないかと思う。自国に誇りを持たなければ、他国に相手にされないように思う。自国に誇りを持ち、正しい主権をはっきり主張しなければいけないと思う。特に、隣国より領土などの主権が侵されようとしている今こそ。
世界平和は根本の課題である。他国にも自由博愛を愛する方もおられるであろう。しかし、隣国などを見ると、その様な人ばかりでは無く、自由博愛を掲げて、自己中心的な隣国人に、結果的に自国の不利益になるように悪く利用されることがあってはならない。武器を持っている相手に、丸腰で立ち向かうようなものだ。言葉は悪いが、カモが葱をしょっていくようなものだ。独立国家である以上、主権が存在し、領土問題なども大事な主権である。主権の主張は国際社会からも認められた、正当なものである。
なぜか我が国は領土問題を含めた正当な主権の主張が出来ていないようだ。内外に圧力があるようだ。もともと我慢強い、勤勉な国民性であるので、正当な主張が出来ずに我慢を強いられ、それが限界を超えて一挙に噴出して、あまり良い状態、不測の事態にならない様に願っている、普段から、主張すべきところは主張しておいた方が良い。精神衛生にも良い。不測の事態にならない様に、自国に誇りを持ち、良いところは良いと認めて、主権の問題など主張すべきところは主張すべきだ。良いところとは歴史認識も含めることは言うまでもない。日本の平和、世界の平和を願っている。


