母と祖母との関係 | 私が親という役割を自覚するための道筋

私が親という役割を自覚するための道筋

機能不全家庭で育ち、人生に行き詰まっているのに、親になったらどうにかなると思っていた私が、自力ではどうにもならずに、カウンセリングとかコーチングで学びながら、少しずつ成長する日々を書いています。

こんにちは。

ココノコです。

 

母はよく

「おばあちゃんは竹を割ったような人だけど

とても愛情深い人なんだよ」

と言っていました。

 

だけど、私は母から

祖母がどのように愛情深いのか

具体的な話を聞いたことがありません。

 

それどころか、

「おばあちゃんはご飯を作らずに寝ていた。

親戚にあづけて、どこかへ言ってしまった。」

など、悲しかったり、寂しい思いをした

エピソードしか私に話しませんでした。

 

そして、祖母が私もことを可愛がると

「おばあちゃんは〇〇の名前ばかりよぶ」と

私に嫉妬していました。

 

そして、毎度大げんかをしました。

数日経つと、祖母の口数が少なくなり、

機嫌が悪くなってきて

最後には爆発します。

 

私はそれを恐ろしい思いでその光景を見ていました。

 

母の言う「愛情深い」は自分への言い訳でしょう。

「自分は愛されていた」と母自身に思い込ませる為に

私にそれを言っていたのです。

 

私はどんなにクセの強い人でも

変なことを言う人でも

一度、人間関係を築けば

「この人は実は愛情深いに違いない」

と、どんな仕打ちも耐えるように生きてきました。

 

今思うのは、

やっぱり人間は言葉ではなく

行動であるということです。

 

いくら言葉で「愛情深い人」だと言っても

行動から愛情を感じられないのであれば

やはり愛情深い人ではありません。

 

しかし子供は親の言葉を信じます。

自分に対しておかしな行動をとる人に対して

分かりにくい愛情表現を取っているだけだと信じて、

近づくようになります。

 

実際には、そんな変な行動をしてくる人は

軽く見ているか、利用しているか、

嫌っていて嫌がらせをしてくる人です。

 

そのようなことが、親との関係がおかしいと

当たり前だと思うので分からないのです。

 

無理して親からの愛を受けていると

信じていても

自分も、自分の周りの人も

誰も幸せにならないのです。

 

それが機能不全家庭の恐ろしい状態です。