日本の歳時記 ~ 水無月のお話 その3 ~ | みーさんの こころむすび ものむすび ~心包み、もの包み~ 風呂敷って素敵!

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いにしえの昔より、「包む」「結ぶ」ことでお品や大切な想いを繋いできた風呂敷。
一枚の布の中が姿を変え、バッグ、ラッピング、インテリア、アート、そして命を繋ぐ防災にも役立つ素晴らしさ、
楽しさ‥大好きな風呂敷の世界を少しづつお伝えさせて頂きます♪

皆様お健やかでいらっしゃいますか?

今日から旧暦では「文月」に。
気温も急上昇~

熱中症、熱射病にお気を付けて~
水分たくさんとりましょー(^-^)

昨日は「夏越の大祓え」が行われた
神社も。

私の住まう地元は
一ヶ月遅れ‥
「天王祭」として

お神輿、天狗さまの練り歩きや
境内では御神楽、たくさんの出店が‥

もちろん茅の輪もくぐります。

前回の
「水無月のお話 ~その2~」で
少し触れさせていただいた
「夏越の祓え」(なごしのはらえ)。

人形(ひとがた)に
名前、生年月日、性別を書き
身体を撫で、息を三回吹き掛けて

自身の穢れや罪を移し
残り半年の災い避け、無病息災を祈り
おたきあげや川に流す‥

701年に
正式な宮中行事として
大宝律令に制定されたという
歴史ある行事が

現在に継がれています。

神社により大きな「茅の輪」を
ご用意されるところも。


こちらは先日伺った千駄ヶ谷の
「鳩の森神社」さま。

くぐることで半年の間に
自身に溜まった罪や穢れを浄め
お祓いする。

亡くなった恋しい妻イザナミを
イザナギが黄泉の国へ迎えに
行ったものの

イザナミの変貌に恐れをなし
逃げ帰り

禊で身体を洗ったことに由来する
神事。

ちなみに‥
そのとき洗った右目から
「天照大明神」
(アマテラスオオミカミ)様が産まれたと。

てんしょうだいみょうじん、って
何ですかー?と
以前聞かれたことあり‥余談ですが(苦笑)

茅の輪は潜り方があるのです~


くぐったあとは

茅を戴いて
家に持ち帰り神棚へ‥

私は家に帰るまで
腰や頭に巻いてます(笑)

その昔、そんなファッションが
流行ったよーな~‥

茅の輪は
スサノオノミコトに関係するんです。

それは次回に~
ではまた

ごきげんよう~♪