お健やかでいらっしゃいますか(^-^)?
雨模様の一日‥
作物の生育や水不足の解消に
なるような雨ならばまさに
「恵みの雨」で嬉しいこと。
と、同時に
地震で地盤が緩んだ地域には
これ以上の被害が
不安や不便が
そして何より命の危険が及ばないことを
心より願います。
「水無月」のお話その1の最後で
触れさせて頂きました
お菓子の「水無月」(^-^)
この時期
京都の和菓子処に並ぶ
甘く美味しい季節のお菓子‥「歳時菓」
「水無月」(みなづき)
写真のお菓子は
「叶正壽庵」さんのお菓子ですが‥
「水無月」という名前では
お店に出ていませんでした。
どの和菓子処さんも「水無月」は
おおよそ同じこのような形をしていますので
イメージでお写真を。
甘くひんやり美味しい(*´∀`)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160630/07/kokomusubimonomusubi/2c/f2/j/o0800083813685491702.jpg?caw=800)
美味しいことはもちろん
小豆にも
三角の形にも意味があるのです(*´∀`)
年に二回行われる「大祓え」の儀式。
12月31日の大晦日と
6月30日の「夏越しの祓え」
(なごしのはらえ)
12月31日には
「年越しそば」を召し上がる方も
多くていらっしゃることと(^-^)
「麺は切れる」ことから
「厄を切る」として年が変わる前に
厄を持ち越さないようにと
食べたとされています。
蒸し暑い時期の6月30日‥
一年の半分が過ぎるこの日に
神社さまでは「夏越しの祓」
(なごしのはらえ)の神事を行い
「半年の罪や穢れを祓い、
残り半年の無病息災を祈る」儀式を
いまでもされています。
人形(ひとがた)に
自身の罪穢れをうつし
「おたきあげ」または「川に流す」ことで
厄を取り去る‥。
現在でも神社さまでは
「茅の輪くぐり」をしたり
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160630/07/kokomusubimonomusubi/d1/0d/j/o0540096013685491951.jpg?caw=800)
「人形(ひとがた)をおたきあげ、
または流したり」して
「夏越しの祓」の神事が行われています。
この時期に
美しい花の名前と同じ
「半夏生御祈祷」をなさる
お寺様もおありと伺いました(^-^)
6月の蒸し暑いこの時期
宮廷では氷室より氷を取り寄せ
涼をとっていました。
しかし、当時の氷は高価で
宮廷貴族くらいしか手が出ず‥( ̄▽ ̄)
そこで
庶民のなかで
氷の形に似せた
「三角の白い、
または透き通ったお菓子」の上に
悪魔払いの効果が高いと信じられていた
「小豆」をのせて食べることで
「暑気払い」(‥のつもり)と「悪魔払い」を
していたと言われています。
昔は節分の豆まきも「小豆」を
使っていたとのこと、
「魔滅」まめ→「まめ」につながると
厄疫や悪魔払いのための
威力があると思われていたのでしょうか。
6月に京都で「水無月」を
見かけれたら
暑気払い、悪魔払いする
そのような気持ちで
是非召し上がってみると
ひと味ちがわれたりして‥(^-^)
一年の後半に向かい
気持ちも新たになるやもしれません♪
ではまた
こきげんよう~♪