滋賀って、やたらネコとタヌキのゆるキャラがあるってことを発見😳
タヌキは「ありそう」って思えるけど(笑)、ネコはひこにゃんしか知らなかったなあ~。
ひこにゃんといえば、かつて移住イベントで情報を集めようと滋賀ブースへ行き、答えたアンケート「滋賀県のイメージは?」に対し、ようやく絞り出した答えが「びわ湖とひこニャン」って思い出があります。
琵琶湖と漢字で書けないし、ひこにゃんのニャンもカタカナを書いてあやふや感たっぷり。
滋賀のことを全くわかっていませんでした!
そんな私が今は滋賀県民、人生ってわからないものですねえ(笑)
 
ところで移住前も今もある、滋賀県民の皆さんからのクイズ「琵琶湖の面積って、滋賀県全体の何分の一でしょう~?」(※1)に匹敵するくらいの回数、ひこにゃんのいわれを説明してもらっています(笑)!
それによると・・・
彦根藩二代目当主井伊直孝公が豪徳寺(現 東京都世田谷区の寺院)にさしかかり、門前で手招きする(ようなしぐさをした)ネコに誘われ休憩をしたところ、雷雨(落雷との資料も有り)から逃れることができたといわれています。(招き猫のいわれでもある)
そしてひこにゃんが被っているのは、井伊家の赤備え(あかぞなえ:精鋭部隊)とのこと。
ご興味のある方はどうぞ彦根城🏯へ~
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ところで、ひこにゃんが持っている魚は鯉なのかなあ~?
というのも、彦根出身の人から最近聞いた話・・・
「彦根城の鯉って、このくらいあるんですよ~」
そう言って広げた両手の幅がやけにありまして。
「80センチはあるかなあ~。太さはネコくらい。それがこっちに向かって大きな口をばくばくする姿は、子供の頃から見てるけど未だ慣れへ~ん。コワイっていうか~~」っておっとり語ってくれました。
おそるべし滋賀県、巨大な鯉の棲む彦根城。
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(以上は神奈川に住んでいた頃、旅行で彦根城へ行った時に撮影)
 
さて、次は湖南市「こにゃん」なのですが、写真がないためホームページを紹介します。
そのこにゃん市に走るネコバスを発見。
すごいな、ここまでやるんだ〜😆
 
 
次なるネコキャラは、東近江市の「てんちゃん」
こちらも画像を使えないので、リンクでよろしくです)
ゆるキャラの着ぐるみ、けっこうかわいいですよね~。
 
てんちゃんのプロフィールを見ると、好きな食べ物は「泥亀汁(どろがめじる、どんがめじる)」とありまして、カメ飼いの私にはひやっとする名前。
「まさか、カメ(スッポン?)食べるんか!?」
と恐る恐る調べてみますと、ゴマ油で炒めたナスとすりごまをたっぷり入れた香ばしい味噌汁だと判明。
汁に浮かぶナスがカメ(の甲羅)に見えることから、この名がついたそうです。
忙しい近江商人が手軽に食べたことから伝わる郷土料理ということで。🐢🐢🐢
 
最後は蒲生郡(がもうぐん)日野町の「がもにゃん」
 タイトル左の三毛猫です。
日野観光協会 交通・観光ページ より。上記地図のダウンロード可
 
がもにゃんはいわれが渋いんですよー。
日野町や日野町観光協会のホームページによりますと、モデルは戦国武将の蒲生氏郷公。
歴史オンチの私は、この御方の文武両道、出世の階段をガーーッと駆け上がった話を知りませんでした。スミマセーン
 
以下、蒲生氏郷(がもううじさと)公とは、
日野中野城で生まれ信長公に臣従(人質として岐阜へ)
元服後功績を認められ、日野に帰郷を認められる。信長公の娘と結婚。
家臣として功績を重ねる中、天正10(1582)年の本能寺の変では信長の妻子を日野に保護。
 
秀吉に従い賤ヶ岳の戦い、小牧長久手の戦いで更なる功績をあげ、伊勢松ヶ島12万石に転封。
松坂城構築、城下整備。氏郷公を慕った多くの日野商人が松坂に移住。
天正18(1590)年小田原攻め等により、会津42万石。
九戸の乱、豊臣軍6万人余りの総大将。
文禄3(1594)年91万9320石。徳川家康、毛利輝元に次ぐ大大名に。
黒川城の大改修、城下整備。
故郷日野の「若松の森」にちなんで「会津若松」とした。
松坂や会津若松城下の整備により、商業が盛んになった。
茶の湯や能にも通じる。
とまあ、このような流れです。
 
今回、日野町や日野町観光協会のホームページを見て風景の美しさに興味津々。
暖かくなったら行ってみようかなあと思っています。
人口密度もビル密度も高い地域から滋賀にきた私は日野町の写真だけでなく、正直、甲賀市の風景を見た時も思ったんですけど「わざわざカナダに行かなくても(※2)滋賀があったかー!」と思いました。
外国行かなくていいんだ、滋賀でいいじゃん。
日野で充分じゃん。
ええ、人・人・人・・・の密度の高い環境に長くいましたから。
ビルいっぱいで、見上げる空が狭い毎日でしたから、思い切り広い風景、広い空に感激しちゃうんです。
自分の生まれ育った環境以外の広い所は、外国でも国内でも新鮮で、キレイな風景に満足できるのであります。

(※1)滋賀県民お約束のクイズのようです。答えは6分の1
(※2)20年前にカナダの東海岸、トロントからプリンスエドワード島を旅行しました。
そこでも「わぁ~、空が広い」と感動(笑)
旅先で出会った日本人(首都圏以外に在住)は「自分の住む場所と変わらなくて、別に感動もしないわー」と言ってました。