最近、当地の書店へ行って気が付きました。

雑誌『田舎暮らしの本』(宝島社)や『TURNS』(第一プログレス)が、どこの店にも置いてあるわけじゃないってことに!

『TURNS』は割と長く読んでいたので、ちょっと寂しい(笑)

(神奈川の家の近くでは、書店だけでなくスーパーにもありました)

 

ちなみに『TURNS』のホームページを見ると、2019年12月号の見出しは「住むなら、地方がおもしろい!日本全国、いま旬な地域の情報をお届けします!」・・・そうだよね、今いるココが地方なんだから、地方へ移住したい人が読む本を、そんなに多く置くわけないんですよね~。

 

さて、私はずっと交通の便が良い場所で働いていました。

①朝、家を出て

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②駅チカの会社のまわりは高層のビルばかり

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③冷暖房・空調完備の所にいるので、その日が暑かろうが寒かろうが温度もよくわからない

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④季節感のない生活、感覚が鈍る。

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よって自分で決めたくせに疲れてくる。

本でも写真でも旅行でも、まず緑が見たくなります。

 

滋賀へ来るまでの直近は横浜勤務だったのですが、その前は東京にいました。

都内で働いていたとき、月に1,2回地方都市へ出張していました。

東京では気を張りつめて業務をこなしていましたが、出張先では短い滞在でも23区との空気の違いを感じリラックスできる自分がいました。

「地方都市っていいな〜」と、ぼんやりした思いが芽生えたのがこの頃です。

「車はいるけれど駅前は便利で、都心と同じ店(ブランド)もある。駅周りに集約しているので、あちこち移動しなくても用事が済むかも?!」と思ったり。

それでも【移住】なんて考えることはなく過ごしていました。

 

ですがある時「もし地震が起こったら、このビルだけで2000人いる。12階にいる私はコンビニに行っても水も買えないだろう。家にも帰れないな」という考えが浮かびました。

東日本大震災の2年半前のことです。

つづく。