なあ。
今日は機材の話をしますで。

映画制作において必要な機材というのは沢山あって、
モニターも大変に重要な役割を担っているのではないかと思うのです。

今回うちの現場で使っていたのはblackmagic video assist 4Kというモニターです。

右のは低予算現場の強い味方NEEWERのモニターです。

ビデオアシストはSDカードスロットがあってProRes収録ができるのでバックアップにも無茶苦茶便利だし、
プレイバックも恐ろしくスムーズ。
カメラでのプレイバックって手順が結構面倒くさいしまあまあタイムラグがあるのでこれは本当に重宝する。
撮影スタート時点から時間に追われているような、
つまりオンタイムで既におしているが如きうちの現場ではこれが無いともうどうしようもない。
あと色もいいし音声入力が意外と便利なのです。
ちなみにNEEWERの方は予備なので基本的に登場の機会がなかった。

とここまでビデオアシストの営業マンみたくベタ褒めしてきたがとんでもない弱点がある。
バッテリーがアホみたいに持たないのだ。
この機種は互換バッテリーとしてCANON用のLP-E6Nが使えるのだけど、
RECをしながらだとフル充電でも30分持つか持たないか。
ひどい場合は20分くらいで切れたりする。
うちにLPバッテリーは10個以上あるけどこれをその都度いちいち入れ替えたりしてられないし、
結構相性もあってCANON純正でないものはフル充電でも電池残量が10%しかない扱いになる。

買ったばかりの時は正直こんなの仕事で使えるか!
と無茶苦茶腹が立ったけど録音の坂さんからの情報でLPをNPバッテリーへ変換して使っている人がいる、
とのことで早速導入したんです。変換。

ちなみに気をつけないといけないのは、
どんなメーカーのものでもいいわけではなくてビデオアシストには使えないものもあるんです。

というのも結構LP側の緩みがあるものがあって、
CANONのカメラみたいに蓋を閉めてしまえば大丈夫なのだけど、
ビデオアシストみたいに蓋がない場合は接触不良になったりするのだ。

なので個人的におすすめなのはこれ。


ブラックマジックには取り敢えずSmallRigがよいのでしょう。
専用のリグもあるし。

そしてNP-970バッテリーだと大体90分くらいは持つ。
REC無しなら倍くらい持つ。
んでバッテリーがどうしても切れたとか調子悪い時は単三電池6個で駆動するNP-970タイプのバッテリーを使う。
NPは照明と共用で使用するので結構消費が激しいので念のためこれも持っていく。

機材の話ばかりになってしまったな。

そういえば茨木のAEONシネマで映画を観てきたよ。
「たぶん」
という短編映画。
プロデューサーが下京慶子さんだということで興味を持って見に行ってみたのだけど、
すごく面白かった。
言葉で伝えすぎないのが好き。
前に進むこととはなんだろう。
向いてる方向が前向きなのだからその前向きは誰かにとって後ろ向きだってよいのだろう。
僕もそうありたい。
誰かに合わせたところで前進しているとは限らんのだ。

ところで僕ときたら明日は忙しいのでもう寝なければいけない。
寝ないといけないことなどあるんだな。
寝ようと思って寝れることは少ない。
だから寝たい時に寝よう。
今寝よう。