ウパルパ猫のレコーディングときたら自分で録音しているのです。
今の時代機材も安いし入口は広くて仕方ない。
んで入口は広いくせにに中に入ればは理不尽の波状攻撃。
出口も見えない。

ところでつい先日発売したナンマイダというアルバムでは
logicにオーディオインターフェースはfocusriteのclarett、
チャンネル拡張にfocusriteのオクトプリをデジタルで接続して録音していた。
マイクプリにはfocusriteのISAのoneとtwo。
あと同社のTRAK MASTER。
golden age projectのpre73DLX二台とjoemeekのVC3とthreeQ、
コンプはgolden age projectのものを使用した。
これ全部持ち込むとまあまあしんどい。
しんどいけど自分で録りたいし好きなので頑張っとるわけです。
んでそうやって録音したのが色々あるけど一部がコレ。








ほんでまたウパルパ猫的音源を作ろうかなと考えておりまして、
同じ環境でやるのも面白くないので新しい機材を導入した次第です。
このZOOM L-20Rというやつ。


価格は7万円くらいと安い。
正直音の入口としては無茶苦茶安い。
だからそこに不安を感じたりする人もいると思う。
でも使ってみないとわからんもん。
な。

導入した理由としては単体でインプットが20あって同時録音が22トラックある、
録音素材がSDに書き込める、
マシンパワーにビクビクしながらサンプルレートやビットレートを決めなくていい、
ということだろうか。
とりあえずドラム録音専用機として活躍してくれたらと考えております。
んで早速録音してきた。
あ、気をつけなければいけないのはiPad無しには何も出来ないという事だ。
本当に何も出来ないのです。

まあそれはさておき録音してきた音源はこんなん。
せっかくなので初使いはマイクプリも無しでL-20Rだけで録音した。
24/48で。
ちなみにmp3をさらに動画圧縮してるのと、
各トラックざっくりとEQやパンの処理をしてあります。



なお今回の使用マイクは以下の通りです。

1.キックon/SHUREbeta58
2.キックoff/MXL2006A
3.スネアtop/SHURE57
4.スネアtop/NEUMANN KMS104plus
5.スネアbottom/SHURE57
6.ハット/SHURE beta57
7.タム/AUDIX F2
8.フロアタム/AUDIX F2
9.TOP/RODE NT5
10.TOP/RODE NT5
11.AIR/MXL v67g
12.AIR/MXL v67g

低予算ではあるけども色々工夫した結果このようなラインナップに。
キックonに関してはbeta58を使うのが最近めちゃくちゃ気に入ってる。
スネアtopの57はリム周辺の音、
104plusは打点を狙った太い音を狙ってます。

んで使ってみた感想はめちゃくちゃいい!ということだ。
専用アプリの操作感もいいしZOOMのマイクプリもなんというかこう、ロックな感じでいい。
ハイファイでは無いけどちゃんと大事な帯域はしっかり拾ってくれるし録音後の処理もしやすい。
コンプはpreとpostが選べてツマミがあるのが使いやすかったけど今回はほぼ使わずなのでなんとも言えず。
あ、PADスイッチがトラック3以降にしかついてないのに結線してから気付いた。別にいいけど。
iPad無しでも録音が出来たらいいなあ。
それかiPhoneにもアプリがリリースされたらいいのにな。
まあ今日届いて今日使っただけなので機能を使いきれてないけど無茶苦茶いい。
取り敢えずあと5〜10曲くらいは録音してみる。
次はマイクプリを通してみたりコンプをじっくり使ってみるのと録音後EQ処理やなんか色々そういうのんをこれ単体でどこまでいけるのかもやってみたい。

今までの環境での録音もまたやるとして取り敢えずコレで当分遊べそう。
軽いし機材も無茶苦茶コンパクトに収まってくれるのがまたいいのだよ。

ああ、もう書くこともなくなってきたな。
時間も変な時間やし。
終わる。

ほなな。