ストレスにどう向き合うか。。。 | 繊細さん・敏感さん生き活サポーター&HSPメッセンジャーセラピスト

繊細さん・敏感さん生き活サポーター&HSPメッセンジャーセラピスト

敏感でテレパシー的な直感が働くHSP気質と、刺激を求めるHSS気質の両方を持っているため、ブレーキとアクセルの両方をいつも交互に踏んでいるような感じで生きているセラピストのブログです。

ストレスは日常の出来事への身体的反応です。

限られただけの小さなストレスは

身体や心がより鋭敏に活発になり

物事に集中し、真剣になれるので良いとみなされていますし

良い結果を生みます。

ストレスホルモンは、集中力を増すだけでなく

筋肉の機能を高め、反応の速度もあげるので

運動選手などは、すばらしい結果を出すこともできます。


そして、軽いストレスの状態が終了すると

身体はストレスホルモンを除去して

普段の平衡状態に戻ります。



しかし、ストレスが強すぎたり

余りにも長い期間続くと

こうした良い効果は打ち消され

ストレスはドンドン蓄積され

様々な症状を発症する危険が出てきます。


このような慢性的なストレスの症状は、心理的、身体的、行動上に分けて下記のように分類することができます。

1)心理的な症状

集中力の低下
忘れっぽくなる
恐怖と不安感
うつなどの不快な気分
イライラする
心配する
破滅が近いという気持ち
自分に自信を失う
すぐに取り乱す
怒り
罪悪感
疑い
すぐに挫折する
やる気が出ない
失敗をおそれる

2)身体的な症状

頭痛
血圧と心拍数の上昇
異常に汗をかく
胸が締め付けられる
呼吸困難
過呼吸
震え
チック症状
口や喉の渇き
無気力と疲労感
不眠
下痢や胃痛
性欲の減退
肥満または体重減少
歯ぎしり
背中や首の痛み
病気にかかりやすい
動悸や不整脈
筋肉のこり
皮膚の疾患
胸焼けと胃酸過多
骨粗しょう症や骨折

3)行動における症状

アルコール、薬物、タバコなどを始めるか、量が増加する
カフェインの過剰摂取
衝動的な行動
攻撃的な行動
過食
人間関係の悪化
活動が不活発になる
人や外出を避け、社会的に孤立する
恐怖症の再発、悪化
責任回避


このような兆候や症状が頻繁に起こったり

ひどくなったりしているのに気がついたら

ストレスのレベルが上がっているのかもしれません。

ストレス軽減の手法を早く使えば使うほど

気分は早く回復します。


自分ではどうしようもない出来事は、沢山あります。

ただ、そうして出来事にどう対応するかは

自分でコントロールできます。

それなのに、理解してバランスのとれた視点を得ようと努力するよりも

やたらと心配するほうに、私達は時間を使ってしまいます。

心配はクセにすぎません。

それも、ネガティブで不愉快なクセです。


お金や物は良いものでも悪いものでもなく、ただ中立的な存在です。

お金で自分が何をするかによって、その価値が生まれます。

成功や失敗を気にしたところで

実はそれがそれぞれ何であるか、きちんと定義することはできません。

他人が自分のことをどう思うか心配したところで

他人の意見は、お金や成功、失敗と同じこと。


心配は、良い変化も成長も、助けてはくれないし、

それこそ、未来を変えることもできません。

頭ではみんな、そうだと知っているのですが

古い習慣やくせを捨てるのは至難の技です。

たぶん、心配するのをやめられさえすれば

もっと、もっと、幸せになれ

ストレスもずっと減るでしょう。

冷静に見れば、皮肉なことに

このようなストレスは幻想で、実在しておらず

自分で勝手に作り出しているのです。


もしかしたら、今、かなりのストレスと感じていることは

来年になったら、ほとんど気にならないかもしれません。

再来年になったら、ワクワクする挑戦だと思っているかもしれません。


すべては、ただ、それを見る者の心の中にあるということです。

自由意志が、こうした出来事に対する反応を決めているのです。

恐怖で反応するかはてなマーク
それとも自信を持ち楽観的な態度で反応するかはてなマーク

選択するのは自分自身なのです。

(参考:ブライアン・L・ワイス著)