ある時、食堂のおばちゃんがハッとするような事を言います。

「あんたんとこ、いつもお通夜みたいやな。何かあったんか?!」


えっ?!ポーン全く無関係の第三者からみてもそんな風に見えていたのなら、これはただ事ではないぞ!


焦った私が相談したのは、その当時一番信頼していた会社とは関係のない友人でした。

(私が友人に相談するなんてことは滅多にない事です目)


すると

「あー、私ならそんなグループ離れるなぁ。だって自分が悪い訳じゃないもん」という言葉をいただきましたひらめき電球


そして、私はまた混乱します。

グループを抜けたらあのABさんはどうなってしまうのだろう。



いよいよ焦った私には、ある考えが思い浮

かびました。



そういや、以前一人で昼食をとっていたパートのおばさんがいたなぁ、と。


そのおばさんは、仕事もできるし堂々としていて、仕事中の他の人とのコミュニケーションにも何ら支障はありませんニコニコ


ですが、いつも資材置き場のような所に机と椅子を置いて、そこでお弁当を食べたあと熱心に本を読んでいました目

ある時、なぜ食堂でご飯を食べないか聞いたとろ、

「他のオバチャンたちとご飯食べるのに疲れたのよ」

「あの人たち他の人の噂話ばっかりしてるでしよ?推理小説読んでる方が、なんぼか楽しいわ」

と言っていたのですびっくり


私は、こんな考えの年配の方もいるのだなぁと目から鱗が落ちた気分でしたキラキラ

そのおばさんは、私がお昼で悩んでいる頃は既に退職していた後だったので、

完全個室の特等席が、まさに私のために空いていたのです!


これだ!と思い、すぐに他のお昼のメンバー一人一人にメールしました。(その当時ラインはありません)

「仕事が忙しくてお昼すぐに行けそうにないの。12:50(お昼休憩は13:00まで)くらいになるだろうから先に食べておいて」と。


幸い他のメンバーは違う課で、私の仕事がどんな忙しさなのかも知りません。

私は12:50くらいまでその資材置き場で、お昼寝したり、本を読んだり前向きなぼっち生活を堪能していました。

瞑想なんかする余裕までできたと思います。

その当時、かなり病んでいた遠くに住む友人にも、その資材置き場から電話する時間もありましたニコ


これで、食堂でのたった10分くらいならご飯食べてるうちにすぐ終わるぞーっ!という感じです。


やがて、もう一人のCさんも退職し、12:50からの昼食生活が一ヶ月くらい続いたかと思った頃、食堂に行くとある変化がありました。


いつもの同じ席に誰もいない。

Aさんは同じ職場の仲間とのグループに移動。

そしてBさんはなんと、今の言葉で言うと陰キャと呼ばれてしまいそうな、かなり年上の女性と二人でご飯を食べていましたポーン


私は、誰もいなくなった以前の席と、Aさんたちのグループ、Bさん達の3か所を見回し、混乱した頭を抑えつつもとりあえず、私の居場所を探しました。




幸い自分の課の後輩とは仲が良かったので、そのグループにスーッと入り込ませてもらいました。

後輩達だけのグループに一人先輩が入ると気遣うかもしれませんが、少なくとも他部署の後輩は受け入れてくれたはずです!あせる


新しいグループがあまりにも居心地が良くなったので、結局お昼の始めの方からそのグループで退職するまでお昼を過ごすことになるのでした。


結果Aさんのグループ、Bさんのコンビ、私が加入したグループ

全てのグループ楽しそうにお昼時間を過ごしたのでした。


めでたしめでたし