「星に願いを!七夕祭り」~木曜午前クラス~

 

木曜午前クラスでは、学習を始める前に日本の文化や生活のことを学習者に紹介することがあります。

 

例えば、7月5日には「星に願いを!七夕祭り」をテーマに「七夕祭り」をしました。

幼いころ、日本人なら誰でも7月になると笹に飾り付けをして願い事を短冊に書いた経験があるのではないでしょうか。 まず、七夕の由来を簡単に説明し(別述)いろいろな笹飾りを色紙で作りました。チューター自身も数十年振りの七夕飾りとあって、作り方を忘れていたりと少々苦戦気味でした。

短冊に書かれた願い事のほとんどは“日本語が上手になりますように”というものでした。七夕の唄を歌ったり、簡単な振り付けで歌ったりと楽しい時間を共有しました。

このように木曜午前クラスでは「楽しむ、作る、学ぶ」の要素を取り入れたトピックスを企画しながら学習者もチューターもモチベーションが上がる、より友好的な関係が築ける時間をめざしています。

 

木曜午前クラス

 

 

私は実習生です。

留学生じゃないので、日本語を勉強する途中で、困ったことがあるし、あきらめたいと思ったこともあるし、疲れたこともあったよ。

 

日本に来て、もちろん大切なことは仕事です。日本語じゃない。一番目は、どうやったら仕事がよくできるかって思わないといけない。だから、日本語は二番目なのか?

 

私は日本に着いた日から今まで、何でも何かある時は日本語ばかりだよ。日本語の音楽、映画、テレビ、など。。。

時々自分に「本当に日本語でこの事が欲しいか?」って聞いています。実は私ね、ベトナム語の映画、音楽、面白い番組が大好きだけれど、もう長い間見ていない。日本語のために、仕事で日本語も要るから、日本人としゃべりたいから、もっともっともっと頑張らなくちゃ。

 

諦めたい時が時々あって、仕事が終わって、家に帰って、寝たくないけれど、私の頭には日本語を勉強してって言うけれど、ただ私の体は寝たいだけよ。

 

そして、勉強する方法は知らなかったから。

 

この日々早く通過しますように、いい結果見たいよ。

そのために頑張ります。

 

ブイ・ティ・トウイ・チャム

 

この日、チューター研修会が開催され、各テーブル5名ずつ8つのグループになり総勢39名が参加しました。

西澤先生は、日本語を教える時には、学習者とチューターともに楽しく勉強できる方法を考案することが大切と冒頭で強調されました。

今回、主に3つの項目について詳しく教えていただきました。

 

1.入門学習者への教え方

初対面者へのアプローチの方法として、挨拶、双方の自己紹介、媒介語の確認、学習動機等の基本的事項を確認し、「七つ道具」(国旗、顔、時計、暦の絵カード等)、ない場合には硬貨、スマートフォン、その場でイラストの作成が有用な媒体になることが紹介されました。また「あ行、か行」の10文字からできるだけ言葉を沢山作成する試みも、語彙の学習に有用なことが分かりました。

2.レベルの異なる複数の学習者への対応

中級者が初級者を助けるような授業の進め方を勉強しました。例えば、中級者に問題と解答を作成してもらい、初級者は反復練習により自然の速度に慣れるような工夫です。また一つの動詞を使って文章を作成する場合にも、初級者には短文、中級者にはより長文を作ってもらうことも役立ちます。初級者を相手にしているとき、中級者には問題集を自習してもらってもよいでしょう。

3.日本語能力試験受験者への対応

同試験の概略の説明後に、実際にN3の試験問題を解いてみました。外国人学習者が戸惑う点が多少なりとも理解できたと思います。 

 

開始時にはかなりの雨でしたが、終了するころには降り止み、普段感じている疑問点等がすっかり洗い流された感がいたしました。次回のクラスから即実践できそうな教授手法が沢山学習できた好機となりました。

 

kokoka日本語チューターブログチーム