アラフィフが本来の自分に出会うまで(学生時代編) | 今ここ、本来の自分に還る ここはれ~心晴~

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「今ここ」に集中すると、いつも幸せがあることに気づく。
人生100年時代、折り返してからが楽しい。
アラフィフの自分を楽しむちょっぴりスピリチュアル。

約50年の人生の中ですごく大変な事件があったわけではないけれど、

自分が本当は何をしたいのかがわからず、

人目や社会の常識というレールの上だけを見て生きてきた私が、

アラフィフになって本来の自分を取り戻すまでの話ですチューリップ黄

 

子供時代編からのつづきになります。

 

大学生になって親元を離れた私。

感情面では、ひとりで頑張る!をしてきた私ですが、

実は親に依存していて最初はホームシックが酷くてボロボロでしたぐすん

家族の気持ちを読んで行動してきたつもりでしたが、

両親に守られ家族と一緒に過ごせるという大きな恩恵を得ていたことに気づいていませんでした。

そして、学費の他に生活費も出してもらえる幸せまでありました。

 

親や家族のことを考えることを隠れ蓑にして、

自分のことを考えない理由を創っていたのですね。

 

「他者への没頭は、自分から逃げるための手段である」byホッファー

な状態でした。

 

 

学生生活では、

ひとりが怖くて友達は作るけれども、

自分は出せない、

そもそも自分が何をしたいのかが本当のところでわかっていないので、

心から楽しむことはできません。

周りをきょろきょろと見渡し、他者から認められる行動を選んでするうーん

ひとりでいるのはイヤだから頑張ってサークルに入り、

近づいてきてくれる人とは仲良くしてみたりして少しずつ世界を広げていきました。

 

当時、少し目立つ外見をしていた私は、

外見で異性からはモテていました。

 

すると今度は、

他人に見られている自分を意識し自分を繕うことも始めてしまいました。

大人っぽい外見に合わせるため知らないことも知っているふりをしたり、

出来ていないことを出来たふりをしたり。

完璧ではない自分を許せないから自分を偽ってしまう。

思春期から青春期にはありがちが事かもしれませんが、

ありのままの自分を出せないことには変わりはありませんでした。

 

 

ただ、

だんだんと一人暮らしに慣れ、自分ひとりの時間も増えてくると、

自分のしたいことが少し見えてきて実行に移せるようになってきました。

アルバイトでお金を貯めて北海道や九州、ニュージーランド等へ貧乏旅行したり、

そこで初めて会う人と意気投合して一緒に観光をしたりを楽しめるようになりました。

そんな中で、少しずつ自分を出せるようになってきましたニコ

 

 

でも、就職活動が始まった時、

やっぱり何をしたらいいのかがわからないのです。

東京で一人暮らしをするつもりだったので、金銭的に総合職に就きたいとは思いました。

兎に角、お金を得られる仕事を選ばなくては!とは思うのですが、

自分が無く自分に自信がないので大手企業はチャレンジすることなく避け、

誰にも相談することはなく一人で就職活動をしていました。

 

そして内定の報告が無い私を見かねた父が、

大手電機メーカーを勧めてくれ入社することになったのでした。

その会社に入って何をしたいのかもわからずに。
 

 

自分から逃げるために他者へ没頭し自分の気持ちに向き合うことをせず、

本当に自分がしたいことはわからず、
他者からの見られ方を気にしているうちに偽りの自分を創り出し、

そうして創った自分にも一生懸命になれず、

完璧主義で自分に自信がないから就職先も決められず、

他者や社会に流されて生きていました。

 

進学校からみんなが知っている学校に入り、

みんなが知っている会社に入り、

外側からみた経歴は世間体的にはOKでしたが、自分の内面はがらんどうでした叫び

 

 

<つづく>