アラフィフが本来の自分に出会うまで(子供時代編) | 今ここ、本来の自分に還る ここはれ~心晴~

今ここ、本来の自分に還る ここはれ~心晴~

「今ここ」に集中すると、いつも幸せがあることに気づく。
人生100年時代、折り返してからが楽しい。
アラフィフの自分を楽しむちょっぴりスピリチュアル。

アラフィフになるまで自己が確立できていなかった私。

そんな私が人生の目的をみつけ、自分らしく生き始めるまでの話です。

 

 

私は物心がついた頃から自分をどう扱っていいのかわからずにいました。

周りの人の気持ちを読み汲み取りすぎて、自分の心を置き去りにしてしまうのです。

その結果、

自分が何を欲しているのか、

何を選びたいのか、

本当はどう生きたいのか、

真剣に向き合うこと無しに何十年も過ごしてきてしまいました真顔

 

人の気持ちを読み汲み取りすぎてしまう私は、

4歳差の弟が産まれた頃から更にその傾向を強くしていきました。

母が妊娠~出産~新生児育児で忙しくて大変そうなのがわかるので、

私は自分の気持ちを後回しにして母(他人)の気持ちを優先するコでした。

母には「本当に手のかからないコだった」と、大人になってから言われたことがあります。

 

弟の出産時期、私が3歳後半だった時、私は鼠径ヘルニアの手術で入院しました。

出産で手一杯だった母は様子を見に来ることも出来ず、

父も昭和の猛烈サラリーマンだったのであまり仕事を休めず、

完全看護の病院にひとりで入院しました。

 

心配した親戚が見舞いに来てくれましたが、もちろん夜はひとりぼっち。

夜中にトイレに起きた時も、ひとりで点滴台をコロコロ転がして病院の薄暗い廊下を歩いていきました叫び

 

病院でひとり夜を過ごしても泣き言をいわない3歳児!!

我ながら今思い返すと凄いと思います。

本当の気持ちには気づかないように蓋をして

みんなに褒めてもらい、ニコニコと褒められたことを喜んでみせていました。

 

他の人に心配をかけないよう、

自分の感情を隠してひとりで頑張る!!

4歳少し前に決めた私の価値観です。

 

そんな私ですから、小中学生の頃はいわゆる優等生でした。

先生に言われたとおりに、気持ちまで読み取って行動することは非常に得意です。

輪を乱すこと行動もしません。

 

高校は地元の進学校に進みましたが、

自分が今何をしたいのかもわからず、

将来何になりたいのかも自分では考えられないぼんやりとした高校生でしたぼけー

 

でも、みんなが私は大学に行くものだと思っていたし、

就職するとしてもしたい仕事が自分ではわからないので流されるように大学進学は決めました。

 

大学受験でも進学へのモチベーションは無いので勉強に集中することはなく、

3人兄弟の長女だからお金がかかる学校は親に悪いと思い込み、

学費の安い学校を一生懸命探し、

経済系の学部だったら就職もしやすいだろうと、

親や先生、友達、誰にも相談せず、アドバイスも求めず、

入れた東京の大学へ進学しました。

 

こうして、

自分のしたいことよりも他人の気持ちを優先する

自分の感情を隠して他人のために頑張る

社会や他者に流されるままで自分の人生を自分で選択しない

超がつくほど他人軸で問題回避思考の

18歳の私が出来上がり、ひとり上京したのでした。

 

<つづく>