センチネルリンパ生検 やってきたった。 結果も一緒に追記。 | トリポジ☆乳がん☆乙女崎夢子の場合。

※ブログ記事が追いつくまで、淡々と過去を他ブログから割愛しながら抜粋して書き直しております。ゴメンネ

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4月24日。

主治医のいつも居る病院まで行かないといけないのでちょっとめんどくさい。


完全に風邪を姫(^-^)からもらって、喉が焼ける痛みとともに

お義母さんと子供たちこども(^-^)も一緒に車に乗せてもらって

高速を飛ばして主治医の待つ病院まで。


そして病院の入り口で私だけ降りて、みんなはコンビニ行ったりして時間つぶし。

到着して受付をして、外科の前で待つと、

「夢子さん、ちょっとお熱と、血圧測ってきてもらえますかー?」と。

腕を通して自分でスイッチONするタイプの血圧計で測定開始。

さぞや緊張のあまり高得点をたたき出すと思っていたら、


『99/56』 (低)

お熱は36.8度。


そしてまた少し待って、『RI室(ラジオアイソトープ室)』に到着。

おおお。ここが噂のRI室ね。(色んな先輩ブロガーさんのブログで調査済み)


神医者が待ってた~~。

アウェイな病院で、自分のお医者さんに会えると、ホっとするね。

インドの山奥で日本人に遭遇するくらいのホっと感だよ。

(インドの山奥に行ったことないけど)


そして、着替えてから、骨シンチを思い出す機械のベッドに寝かされる。

そして、やっぱり骨シンチを思い出す「ぬりかべ」が胸元(顔半分あたり)まで下がってきた。

でも、もうこんなものに何も圧迫感を感じなくなってる夢ちゃん。

いかに「経験したことある」というものが「怖くなくなる」ということかを思い知る。


そして、先生に痛いほうのオッパイをゴリゴリされる。

「いてぇw」と苦痛に顔をゆがめていると、

「うーん・・・やっぱり乳頭の真裏にへっぱりつくような形で、(ガン細胞が)くっついてしまってるから・・・」

と、言い出し、本来注射したい場所からは出来ないとな。


そして、先生は、「色素の注射だけすることにするわ」と。

「はい・・・」


「痛いけど我慢してなー」


(あ。これもみんな書いてたなぁ・・・・かなり痛いらしいけど・・・まぁ、たいしたことないやろ・・・)



「じゃぁ、いくよ~~。痛いからね~~~~痛いからねーーーーー


(そ・・・・そんなけ言う?・・・・・ぃ・・・・・ぃ・・・・・





いっだぁぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーーーーーーーー!!!!!(/TДT)/


ウォーーーーーーーーーーーーー!!!!!(ノДT)


っっっグォーーーーーーーーーーーーー!!!(/TДT)/


いだだだだだいだだだだだいーーーっだぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!(右手の指だけ暴れる)


注意)乙女崎夢子は、痛みに大袈裟です。

    ガン友ちゃんは皆大人しく、『い、いたいです。』と言葉を漏らした程度だったそうですw(恥ずかしい私)



「はい。終わり~~~」(すぐさま患部にモミモミ揉み込まれる)


夢子「いだーーーーいだーーーーーいっだーーーーーwwwww」


「痛いよねーこれは痛いんだわー神経につかえる部分に入れるからねー。みんなこれは痛い言うてやわー。(モミモミモミモミ)まだ痛いかー?もう痛くないやろーー???」


夢子「いだーーいだーーーいだーーーいだーーーーい・・・あ、ほんとだ。」←我に返る


そして、胸部シンチという(やはり同じような機械であってた)レントゲンで、リンパに液が流れていくのを観察。なかなか流れなかった。何度も「もう一回揉みこませて」と、モミモミされるんだけど、いかんせん、ガン細胞のせいでね、痛いのよ。キモイのよ。やめてほしいのよーーー。

すんなり通るヒトと、すんなり通らないヒトとあるらしい。夢ちゃん後者。

ど素人のくせに、素人の見解を述べてみた。


『ガンが邪魔して通らないとか(笑)?』


神医者「それもあるといわれてるけどね。」←・・・開まぢか。(急に怖くなる)


「え。。。先生・・・液がリンパに通ったときに、ガン細胞まで一緒に流れてしまうってことはないの?」


神医者「うーん。無いとは言われてるけどね。毎日すごい勢いで流れてるもんだし。リンパ液って。」 ←そんな曖昧なのw?それ、今思うと怖いね。リンパ液が流れまくってるって。美容のやつでも流しまくるもんね。あぁ怖いw(これが素人の見解)

そして、先生から事前に聞いてた秘密兵器登場。

近づけると、ビービービーとかピュンピュンピュンとか、色んな音がする棒みたいなのが出てきた。

dr.スランプアラレちゃんのオープニングのど最初に流れるポポンポポンって音に一番似てる!!!(同意見求む!!!)


流れついたと思われる場所に、近づけると音が鳴って「ここにリンパ節がある」とわかる。

なかなか流れ着かないので、結構時間かかったけど、無事に先生がマーカーでマークをつけることが出来た。


そして、着替えと荷物を全部持って、今度は2階のオペ室へ。



普通に手術室やし!

そして、一番大きな「医龍」で見たような手術室やしw

他のオペ室で手術中のランプついてたので、思わず覗きそうになったけどやめといた。


「ちょっと・・・大袈裟すぎません?」

と思いながらも、妙なアドレナリンが出てきたのか、ハイテンションになってきた。

トモダチによく似てるオペ室の看護師さん二人。

そして先生と、補助役のドクターも登場。


『今日、ここしか空いてなかったから、一番大きなオペ室でごめんねw』と。


ある意味ラッキーなような、申し訳ないような。

そして、点滴をされ、腕に血圧計をされ、指にもなんか挟まれて、

顔にはパーテーションたてて、幕をされたけど、先生たちの顔は見えた。

更に、左上半身にイソジンみたいな液体をかけまくられて(消毒)TVでよくみる、濃い緑のシートをかけられ、オペする部位だけをハサミで切り取ってオープン。


(おぃおぃおぃおぃ。ほんまに手術やんかw)


と思ったけど、別に怖くない私。やっぱり私は変態なのか?


「麻酔しますー。痛いよー」と言われたので、さっきよりは痛くないだろうと思ってたら、案の上さっきより何も痛くないけど、注射のレベルでいうなら、かなり痛いほうやったと思う。

もう私の中で、注射のかなり痛いレベルなんてたいした痛さじゃないからねw


局所麻酔を2本ぶっさされ、感覚なくなったところで「では、はじめます」と先生が。「よろしくおねがいします」と皆が言うので、思わず私まで言うてしまう。夢子、何様w 医者気取ってしまったわ。




そして、TVドラマならば、坂口憲二や、米倉涼子などなどが『メッツェ!』と言うシーンだわ!!!と思ったのに、


『電気メス』って先生が言うた瞬間、ズっこけよったw動いていいなら「ズルッ」ってやったタイミングやった。


そして、風邪ひいて鼻がつまってたおかげで、ニオイはしなかったけど、煙があがるあがる・・・・

横にいた看護師さんに「煙がw」と言いながら、「フーー!フーー!!!」と煙をあっちに追いやってやった。


ジリジリジリという感触はあったけど、何も痛くもかゆくもないし、開かれてるんだなーって感覚もなし。

寝てしまいそうになってた頃に、少しだけ「あれ。感覚がある」と思った箇所があった。


「ん?痛い?かも?」と声にしてしまった。


「はい。麻酔追加します。」と。そして追加されたら、やっぱりその注射は痛かったw


看護師さんが「どうしてもね、奥に行くと麻酔が届いてないことがあるのでね^^」と説明してくれるのだけど、(奥ってなにw もうそんな奥いじってたのか)とびびった。でも平気。寝てしまいそうだった。


そして先生が「これ、大丈夫?痛くない?」と聞いてくれるんだけど、さっぱり何のことかわからないので、「大丈夫です」と言うと、「ひっぱってるからね。痛かったら言うてね」といわれる。(引っ張ってるって??何をwww)と思ったけど、平気。寝てしまいそうよ。


そのあたりで、先生が「メッチェ!」と言うた!!(メッツェじゃないのか。メッチェなのか???メッツェじゃなくてメッチェなのかw)と思った。(どうでもいいこと)


そして何度か煙はあがるわ、ジリジリジリと焼かれるわ、「血止めます」とか、小声で聞こえるわ、そんなこんなをまるで他人事のように寝ていただけの夢子だけど、最後の最後で



うおーーーー!!!なんか感じるんですけどーーー!


という感覚。「うん。今結構ひっぱってるから。痛い?」と聞かれて、


痛い?痛くない・・・・え・?・・痛い???・・・いや、痛くないです。。。(感覚つかめず)



「今もう縫うてるからね」と看護婦さん。え。もう終わってたの?


先生「うん。もうリンパ取れてるよ。」


なーんや。( ̄▽+ ̄*)



というわけで、あっという間(30分以内)で終了。


終わったあとで先生にとったリンパを見せてもらった。


想像以上にバカでかい肉の球体w 砂肝の白いバージョンw


「え。大きくないですか(==)?」

「うん。大きさはヒトそれぞれなんだよ。必ずしも大きいからって転移して腫れてるわけじゃないんだ。

でももしもリンパ転移が発見されたら、乳房切除のときに追加で3~4個リンパとらせてもらうことになるけど、検査の結果待ちましょう。」



うん。リンパ転移してる可能性が出てきました。


医者「でも、リンパ転移してなくても、全身に転移してることはあるし、リンパ転移してても全身転移してないこともあるんだよ。夢子さんの場合は今の時点では全身に転移は確認されていないけどね。だから抗がん剤をやって、まだ発症してないだけかもしれない細胞が点在している可能性にかけて、治療していくから。まぁ、とにかく結果を待ってて。」


とな。


もう、なるようにしかならんわね。


今再発を恐れるよりも、まずは全身のガンを消すことのみ。


それが今なら出来るんだから。がんばろうじゃない。



医者「でも、風邪があまりにしんどかったら、抗がん剤は延期しましょう。一応、今日出してる薬と、もうひとつ風邪薬出しておくから飲んでおいて。明後日それでもどうにもならんくらいしんどそうやったら延期しよう。無理しても意味が無いから。でも、一応、今は予定通り、26日から抗がん剤ね。」


はーい。



と、いうわけで、無事に終わりました。


おっぱいが、笑えるくらい「青色」です。w

皮下注射した色素で染まってますw

しばらくは、ブルーレット並みの真っ青なおしっこが出るそうな。


楽しみます(笑)



あ~~無事終わってよかった^^



楽しかったからよかった^^




追記。5/10の検診にて、先生に確認。


センチネルリンパ節転移あり。でした。(がっくり)

でも、先生はどうもあんまり重要視しておらず、最初のエコーのときは腫れていなかったのに、

転移していたので、恐らくそんなに広範囲(他のリンパ節)に転移していないという見解のよう。

今回の抗がん剤でほとんど消えるだろうけども、秋に胸の摘出のときに追加で脇のリンパも何個か取らせてもらうよって言うてました。

そこで○個中○個に転移ありと出るか、もう消えてなしとなるか。

あったらリンパは全部取るのをまた追加でやるのかな?

また追って報告します☆








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