ココアさんが旅立ってあっという間の一週間でした。
人間なら1親等の身内が亡くなった場合は大抵1週間ほどの忌引き休暇があるもんですがペットの場合はありませんからね。
ペットは大切な家族だという認識は大分浸透してきましたけど、こういう所はまだまだですね。
最近は朝の散歩はふらちゃんと二人だけだったのでいつもと変わらないといえば変わってないのですが、どことなく寂しげなふらちゃんです。
さて、続きです。
家に帰ると半泣きの母ちゃん。
いったいどうした。
見せていただいて抱っこもさせていただいたのだけれど・・・
どうやら共稼ぎの家には譲れないと言われたようです。
もうすっかり子犬のいる生活を夢見ていたので僕も少しがっかりしましたね。
あまりにもしょんぼりしてるので「もらえないなら買いに行こう。」
そうとなったらさっそくネットで検索です。
張り紙の子犬はトイプードルとマルチーズのMIX犬でしたが、元々母ちゃんの実家で飼っていたのがシーズーで実家に行くたびに僕にもじゃれついてきたりと慣れていて可愛さはわかっていたので第一候補はシーズーで探しました。
犬種別か値段別に検索できるサイトでしたので、まずは犬種別で探すと最初は10万代から探してみるも当時のシーズー犬の相場は20万から30万以上。
やっぱり可愛いと思う子は皆30万以上です。
元々はもらうつもりだったので30万以上はとても出せません。
一旦シーズーは保留にして他の犬種も含めて検索してみます。
ところが予算との兼ね合いもあって20万代でもなかなか良い子がいません。
もしやと思い値段を下げて探してみるとまさかの1桁代もあります。
するとある一頭の子犬が目に留まりました。
鼻ぺちゃなところはシーズーと似てますが顔が真っ黒です。
(これがショップのサイトに載っていた写真です。)
「なんじゃこりゃ。ペキニーズ??」
聞いたこともない犬種です。
中国原産で気まぐれで・・・・・と良くあるペキニーズの特徴が書いてあります。
しかも生後5か月で売れ残りなのか他の子犬と比べて激安です。
「この子でいいんじゃないの。」
しかも我が家から車で30分ほどの距離の某有名ペットショップでした。
半分値段に惹かれ(笑)
さっそく次の日、開店前に着くように家を出て見に行ったのです。
開店と同時に店に入り子犬の生体コーナーに向かいます。
開店と同時に一目散に生体コーナーに向かう僕らを目ざとく店員さんがロックオンします。
ショーケースの前であの子を探す僕ら夫婦。
でも居ません。
その様子をみてネットで見た子を探しにきたと確信したのでしょう。
「どの子に会いにきてくれたんですか。」
名札をみると店長さんでした。
ネットに載ってた顔の黒い子ですが売れちゃったんでしょうか。
と尋ねると店長さん「あ~あの子ですか~。」
さて、あの顔の真っ黒な子犬は売れてしまったのか。
続く