御朱印とは、神社やお寺の参拝証明として押印される印章印影のことを指し、元々は巡礼時に納経(写経等でお経を納めること)した証として、受け取っていました。
御朱印は神社やお寺によって異なりますが、基本は「印章」「参拝日」「神社仏閣の名称(又は神様や仏様の名前)」で構成されています。
このページでは、御朱印を頂く際の注意点や保管方法、実際に私が使用している便利グッズを紹介しています。
御朱印の頂き方と注意点
■御朱印帳を準備しよう
神社やお寺を参拝した際、オリジナルの御朱印帳がある場合は、その場で頂く(購入)ことが出来ます。
ただ取り扱いが無い場合もあり、事前に調べるかネットショップや文具店で購入して行く事をオススメします。
大体、1000円〜3000円程で購入する事が出来、キャラクター物もありますよ。
■参拝する
御朱印はあくまで参拝の証の為、参拝もせずに御朱印を頂くのはマナー違反です。
また参拝方法は、神社とお寺で異なるので注意しましょう。
●神社
1.入口の鳥居をくぐる前に会釈し境内へ
2.手水舎の水(洗う順番は、左手→右手→口→左手→柄杓)で心身をお清め
3.賽銭箱の前に立ったら会釈をし、賽銭箱にお賽銭を入れる
4.鈴が有れば鳴らし、二拝二拍手一拝の作法で拝礼、会釈をしてから退く
5鳥居をくぐる前に拝殿へ会釈し、ぐぐったら鳥居に向き直り再度会釈する
●お寺
1.山門の前で合掌して一礼し境内へ(敷居は踏まない)
2.手水の手順は神社と同じ
3.お賽銭を入れ合掌したまま一する
4.お焼香(お香を三本指でつまみ額の前に掲げた後、静かに香炉へ落とす)し、合掌して祈願したら一礼してから退く
5.山門から出るときも合掌し、本堂に向かって一礼
■御朱印を頂く
参拝終、授与所または納経所で御朱印を頂きます。
書いて頂きたいページを開けて御朱印帳を渡し、御朱印を頂いたら御朱印代を納めてください。
書いて頂いている間は私語を慎み、静かに待ちましょう。
書き方の要求、ノートやメモ帳に御朱印を頂くのはマナー違反です。
また御朱印代は300〜500円程度ですので、予めお釣りが出ないように小銭を用意しておくと、よりスマートです。
御朱印帳の保管方法
御朱印帳の保管に特に決められたルールはありません。
しかしながら、その辺りに放置するのは厳禁です。
御朱印帳の置き場所を決め、丁寧に保管してください。
専用箱等も販売されているので、それを活用してみてもいいと思います。
御朱印帳の便利グッズ
私が実際に使用している、便利グッズを紹介します。
■御朱印帳カバー
昔、御朱印を頂いた際に御朱印帳が汚れていた事があり、そこから私の必須アイテムとなりました。
うっかり汚れを防ぎ綺麗な状態で長期保管、御朱印帳の表紙がそのまま見えるので、透明カバーをオススメします。
御朱印帳は大まかに一般的なサイズ(11×16cm)、大判サイズ(12×18cm)に分けられます。
千糸繍院の方が若干大きめの為、御朱印帳の表紙に厚みが無い→高知製本、厚みがある→千糸繍院を使用しています。
●一般サイズ
●大判サイズ
■御朱印帳ケース
カバンに御朱印帳を直に入れるのもどうかと思い、御朱印帳ケース(ポーチ)に入れてからカバンへ入れています。
普段使いのカバンはトートバックが多い為、バッグインバッグに出来る物を使用しています。
その為、御朱印帳ケースとしては少し大きめですが、別売りのストラップを付ければショルダーにも出来ますので比較的便利です。
■切り絵用の御朱印帳
こちらの切絵の御朱印の画像は、実際に御朱印帳に入れた状態で撮影した物です。
最近は切り絵御朱印も頂ける機会が増えたのですが、通常の御朱印とは違い、見開きサイズの事が多くあります。
その為、見開きサイズかつ、貼らなくても良い様にポケットタイプの御朱印帳を使用しています。
こちらは、専用の御朱印帳カバーもありますよ。
■書置き用の御朱印帳
新型コロナウイルスの影響で、御朱印も書置きでお渡しする神社仏閣が増加しています。
そんな書置きを雰囲気を損なわないように保管する為、書置き専用の御朱印帳を使用すると便利です。
■カバン
出張時に御朱印巡りをする事も多々あり、こちらのトートバッグ(黒色)を最近はよく使用しています。
マチがたっぷり有り、仕事の書類も御朱印帳も入り、スーツにも私服にも合わせられるので便利です。
口が広いので、貴重品には気を付けて。