こんにちは。
前回の続きです。
現代医学は発達を続けながら、「おばあちゃんの知恵袋」として庶民に受け継がれてきたちえを蔑み、無視しています。
私の塩と水の花しを聞いて感動を受けた一人がこう言いました。「実際ら僕の父親はスジュク(トルコのサラミソーセージ)を作る時に、塩を食べていない羊の腸は使わなかったんだ。そういう羊の腸は簡単に破れてしまうからね」そう、これを現代医学の言葉で言い換えれば「腸疾患」。これが進行すれば「腸がん」とも呼ばれます。
イスタンブールのブックフェアでキルギス人の学者と話したときにも、次のような話になりました。
「私達キルギス人の男は、子供の頃に必ず羊の捌き方を教えられます。そして、捌いた羊が塩をたべたかどうかひと目でわかるのです」私は「どうやってわかるのですか?」ときくと、「第一に塩を食べていない羊の皮を剥ぐことは、とても困難です。簡単には剥がれません。第二にそのような羊の皮では毛皮はできません。とても破けやすいのです。第三に羊の肩甲骨をナイフで叩いたときに、塩を食べていない羊の骨はすぐに割れます。この羊が十分に塩を食べていなかったことがわかり、解体は非常に困難な作業になるのです」と説明してくれました。
彼が説明してくれたのは、「骨粗しょう症」のことです。キルギスの羊飼いは骨の劣化が塩不足によって生じることを知っています。しかし、現代医学を学んだ医者はこれを知らず、ただ骨の劣化症状が「骨粗鬆症」だという名前を知っているにすぎないのです。カースト制度のような身分社会が構築されてしまった社会においては、貧しい羊飼いがもつ正しい知識の代わりに、社会的地位が他界とされている医師の「過ち」を受け入れるようになってしまっているのです。
現代における人々の水と塩に対する見解に見られる最大の過ちはここにあります。社会に存在するこのカースト的な思考を180度変えて、社会の知識をもう一度直すときが来ているのです。
私達がこの本で提案した水と塩の治療方法が正しいか否かを確認するためには、3~4週間程度、計画的に塩水を飲むだけで十分です。塩水は何が真実であるのかをあなたに証明してくれます。
著者は、日本人のために特別にメッセージをしてくれています。
我々は、不調になったりすると、すぐに薬に頼り、病院に駆けつけ医師のいうなりになりがちです。
本来は、私達の身体には免疫機能があり自浄作用があります。現代のように医師や病院が無い時代では、きっと民間療法がメインだったに違い無いと思います。先人たちの知恵には、永い歴史があるだろうし、信頼してもよいのではないかと思います。
ただ、現代人は、すでに「洗脳」されてしまっています。
まさか「水と塩」だけで不調が治るとは信じる人は少ないかもしれません。
がもし、腰が痛い・喘息・花粉症・等々などで苦しんでいる方がいらっしゃったのなら、一度お試しされてはどうでしょうか?
他にも、海に出掛けて潮風に当たるだけでも効果があるようです。
また、塩水で口と歯の健康も守ることもでき、ニキビや傷口には塩水を塗ったり、虫刺されにも効果があるようです。
なかでも、塩シャンプーを試された方がいらっしゃって、抜け毛が減ったという方もいるとブログで拝見しました。
製薬業界が教えたくない、「水」という最高の薬というタイトルもあります。
水も、なるべくなら良い水を探して、自分に合うものを利用してみてください。
乾燥がすべての病気の原因だとこの本では、強く訴えています。
水分が潤っていれば、病にならず、若く健康でいられることは間違いないことだと思います。
さらに、ユージェル氏の二冊目の移りますので、続きます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
そして、自己受容・他者受容・足るを知るを目指しましょう。