こんにちは。
私自身、長年スピリチュアルジプシーだったのですが、自分の経験からその危険性について記事にしたいと思います。
もちろん、なんらかの宗教にどっぷりつかってしまって抜けられない方や、スピ信奉者もたくさんおられると思いますので、気になる方がいらっしゃいましたら、少しでも参考になればという想いで、お伝えできたらと思います。
前回の記事になります。
さて、今回は、守護霊の話になります。
学生を卒業し、社会人になったのですが、親のコネということもあり、どうもしっくりこないことがありました。
仕事内容は事務なのですが、与えられたしごとは、コピー取り・お茶くみ・昼の味噌汁作り、そして建設関係なので、100人以上の社員の中に事務職が3人の女性のみでした。あとは、男性だらけ。挨拶代わりにお尻を触られるのは当り前でしたから。(今は、無理ですね)
なので、こんな仕事をしている自分が情けなくなり、当時見つけた書籍の中から、あるところに相談に行くことになりました。
そこは、とても繁盛(?)していて、和室に案内されたときは、待合室がごった返していました。
教祖様らしき方はおりませんが、お弟子さんらしい方が、8人ほどいらっしゃって座布団に座り、相談者と対面形式でした。
そして、なにやら目をつむって、霊視されているようでした。
5分位、祈りのようなことをされてから、すぐに終了ということになりました。
そして、言われた内容がコレです。
「あなたには、守護霊さんがお二人付いており、影響の良い方に残って頂き、もうお一方には退いて頂きました。お二人だと迷いが生じ、決断が鈍る場合がございます。その方が、今後の生活に良い影響が出ると思います。本日は、遠いところご苦労様でした」
な、な、な、なんと、守護霊って何個もつくの???
当時は、言われるがままで、信じてしまいました。
その後、本やさんに足しげく通い、自分の合った職種を探していたところ、急にソレをやりたくなり、速攻退職しました。
辞める前には、次のところに面接に行っていたので、すぐに再就職することができました。
なんとなく、言われたことが当たってしまった感がありますが、多分、自分の気持ちが、少しふっきれたことが大きかったのだと思います。
霊や死後の世界とかブームの元になったのは、おそらく江原啓之だと思いますが、やっぱり丹波哲郎さんの影響も大きかったのではないかと思います。昭和といえば、この方だったのかなと。テレビでも、散々放送されていたと思います。
でも、お釈迦様は、仰います。死んだ後のことは考えることはない、今を生きることが大切なのだと。
死んだあと、死後の世界を考える暇があれば、目の前の仕事ややるべき事をやるのが大切なのだと仰っています。
占いやスピリチュアルに頼っているときは、自分の意思が解らなくなっているときです。
でも、自分の想いが一番なのだとやっとわかることができました。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
そして、自己受容・他者受容・足るを知るを目指しましょう。