こんにちは。
私自身、長年スピリチュアルジプシーだったのですが、自分の経験からその危険性について記事にしたいと思います。
もちろん、なんらかの宗教にどっぷりつかってしまって抜けられない方や、スピ信奉者もたくさんおられると思いますので、気になる方がいらっしゃいましたら、少しでも参考になればという想いで、お伝えできたらと思います。
前回の記事になります。
今回は、地元でも有名なお寺さんの話です。
知らない方はいないほどの有名処で、うわさだけでもご存じな方もいらっしゃると思います。
といっても、40年前の話ですので、現在はどうなっているかはわかりませんので、あしからず。
その頃、友人に誘われて、行ってみようということになりました。
山の中腹で、緑に囲まれた自然豊かなお寺さんでした。
到着すると、早々に大広間に通されました。
すでに、たくさんの相談者が待っている状態で、順番が回ってくるまで、おとなしくしているしかありませんでした。
そのお坊さんは、よたよた歩いてふすまの向こう側の部屋に行くところでした。
お客さんが、「おっさま、忙しそうだねぇ」と、声を掛けると、そのお坊さんは、
「みんなが、たくさん来るからだよ」と言って、消えていきました。
おそらく、失明されているのか、それとも光ぐらいは見える程度の視力しかない感じでした。
その後、暫く待たされた後、ようやく案内されました。
自分の相談内容は、忘れてしまいましたが、おっさまは、座ってこちらに足を向けるように指示しました。
そして、左足首をつかんで、こうおっしゃいました。
「ほーーら、左足がプルプル震えるだろ、これは水子のせいなのじゃ。」
へっっっっ、何言ってるの? おっさま、自分で動かしてるじゃない❔ 私の足は動いてないし…
と言って、水子のせいにされて、またいらっしゃいと言われて終了しました。
この時、友人も一緒だったので、確認してみたのです。
「ねぇ、水子が居るって言われて、左足を揺らされなかった?」と。
な、なんと、彼女も同じ質問をされて足首を触られ、プルプルされたそうなのです。
あっちゃーー、この坊さん、全部同じスタイルじゃねーの??
ということで、あとで、この話を別の友人にも聞いたのです。
地元なので、やっぱり行っていたらしいのです。
そしたら、彼女も、「昔は、どの家も水子なんていたよねぇ?」ってしらッと言うのです。
ということで、この方法で、相談料を搾取していたようです。
あの大広間には、年配の人たちが、ごった返しで待っていました。おそらく、水子のせいにされ、祈願料やお祓いの仕方を教えていたのかもしれません。想像ですが。
つまり、こういうことです。
恐怖を植え付ける→信用させる→搾取する→また来させる
このやり方が宗教やスピリチュアルや占いの基本なのです。
スタイルややり方、考え方が多少違っていても、おそらく同じことでしょう。
早く、スピリチュアルを卒業しましょう。
そして、自己受容・他者受容・足るを知るを目指しましょう。
次回は、また別の話になります。
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。