体外受精にステップアップすることに決めてから、クリニック選びに悩みました。
関東近郊、特に東京都内になると体外受精ができるクリニックがたくさんありすぎて、どこに行ったら良いのか分からなくなりそうでした。
というか、分からなくなりました
ネットで調べれば出るわ出るわクリニック…
東京都内から近隣の県まで調べましたが目が回るほど…
選択肢が多いのはありがたいし、とても恵まれている環境だと思いますが…
あまりにも多すぎじゃない？
と心の中でツッコミを入れるほどクリニックがありました。
全てに目を通して比較検討することは不可能と思い、ざっくりと家から通えそうなクリニックのサイトを見て回りましたが、やる気がないからか
正直どこも一緒じゃないのか？
という気持ちが出てきました。
この頃は私の中で
妊活は、妊娠できる人は何やってても妊娠できるし、妊娠できない人は何やっても妊娠できない
という気持ちがとても強くなっていたので、色々情報を集めてもキリがない…自分が疲れて体調が悪くなるだけだ…と思いました。
一人ひとり体の状態や身の回りの状況が違う中、共通のコレだという方法があるわけでもなく、このクリニックに行ったから必ず妊娠するという確証があるわけでもなく、色々考えるだけで疲れてきていました。
ちなみに夫に相談してみた所、人工授精以上の治療に関しては男性のできる事は一緒なので体外受精に関してはkokoに任せるという事になりました。←面倒臭かっただけかな…
色々口出しされるよりは良いですが…
色々口出しされるよりは良いですが…なので私だけで一から調べるのも面倒なのと、むやみに手広く調べたり説明会に行く事はやめようと思い、自分の好みの条件の所2〜4ヶ所の説明会に行って決めることにしました。
自分の中で色々考えた結果、私のクリニック選びの条件は
◎なるべく低刺激で誘発する
◎採卵時に静脈麻酔など意識がない状態で採卵できる
◎費用は安い方がいい
◎先生が話しやすい
◎病院の方針を押し付けず私の希望を聞いてくれる
◎家から通いやすい
◎待ち時間が少ない
◎クレジットカードで支払いできる
です。完全に自分が楽できることばかりですね…
低刺激が良いのもなるべく余剰胚を出したくないのもありますが、何よりOHSSになりたくない
痛いのは絶対嫌
という確固たる意思がありました。
誰だって痛いのなんて嫌ですよね。
自然妊娠できる人は痛い思いしないで妊娠するのに…
と思うとやっぱり痛い思いするのは嫌でした。
一言でまとめると、自分がストレスなく通える病院に行きたいと思っていました。
色々調べると、意外と少ない採卵時の麻酔…
お仕事との両立をされている方も多いでしょうから回復に時間がかからないように無麻酔なのかな…とも思いますが、静脈麻酔をしている低刺激のところはあまり多くない印象がありました。
（私の調べが甘いだけかもしれませんが…）
結局私が望む条件に多く当てはまっているのが手術を受けた杉山産婦人科丸の内でした。
腹腔鏡手術の術後検査の帰り道の予感の事もあり、なんとなくここになるのかな…という感じもありました。
ただ、人工授精までお世話になった先生の言う「うちから転院した人は新橋夢クリニックに行った人が早く結果が出ているね」という話が気になり、新橋夢クリニックも候補にあげました。
新橋夢クリニックはやはりあの加藤レディスクリニックなどがある永遠幸グループだし、実績は確かなんだろうなと思い、最後まで候補に残りました。
他にもなんとなく候補に上げたクリニックはいくつかありましたが、やはり自分の中でピンとこなくて外しました。
MLCの先生も「東京はクリニックが多すぎて調べすぎると分からなくなるから、ある程度絞った方が良い」とアドバイスをくれました。
結局色々考えた末、杉山産婦人科丸の内と新橋夢クリニックの２つのクリニックの体外受精説明会に行く事にしました。
長くなってきたので、説明会の印象などは次の記事に書きます。
不妊治療とは関係ない話ですが、私の中ではクリニック選びと結婚式場選びがなんとなく似ている感じがしました…
式場選びは本来幸せいっぱいのなかで行う事なので、楽しめなかった私がちょっと変わっていたのかもしれませんが…いや、私も当時はもちろん幸せでしたよ
とにかく式場もクリニックも情報がたくさんありすぎて、目が回りそうな感じというか、大事なことで真剣に考えるので疲れるというか…
式場探しの時も、条件を決めて最終候補を4つあげてこの中から絶対決めようと思って見学に行きましたが、考えすぎて疲れ果てて最後の1件は見学自体をキャンセルしました
全部日を分けて行ったにもかかわらずこのザマ…
ブライダルフェアを1日に複数はしごできる猛者もいるというのに…と当時も弱気になりました
なんだかあの時の疲れ方とすごく似てました…
きっと多額のお金を使う分、納得できるところじゃないと嫌だというのがあるのでしょうね…