2019.7頃より人工授精を始めました。
妊活を始めて2年近く経っていて、周期は21周期目に突入していました。
かなりゆっくり進めていますが、心身のバランスを整えながらなので仕方ないと考えています。
後から妊活を始めた人がどんどん体外受精にステップアップして妊娠していくのを羨ましく思ったりする日もありました。
気持ちを切り替えるのがあまり得意ではなく、もやもやした気持ちやをうまく鎮められない事も当時は多くありました。


初めての人工授精はタイミング法の頃と同じようにhmgフェリング+ブセレキュアで卵胞を育てて排卵を促しました。
体質が改善されたのかタイミング法を始めた頃より卵胞の育ちが良くなり、hmgフェリングの注射の回数が減りましたおねがい
D13で卵胞が22mmまで育ち、人工授精をしました。
手術前に人工授精をしたときに少し腹痛があったので不安でしたが、MLCでは痛くなくホッとしました。


30分程腰を高くして休憩して、デュファストンとルティナス膣錠を処方されて帰りました。
人工授精にしては薬の種類が多い気もしましたが、着床率が上がるならと思って服用しました。



ところが、デュファストンとルティナスを始めてから体調が芳しくなく、特に精神面での落ち込むようになりました。
タイミング法の頃よりも不妊治療をしている感が強くなり「なんでこんなに…」というようなマイナスな感情が出てくるようになりました。

ルティナス膣錠も朝夕挿れるのが面倒に感じられるのと、溶けた膣錠で下着が汚れたり、月経時ではないのにナプキンを使用する煩わしさがありました。(おりものシートでは足りませんでした)
ルティナス膣錠を使っているとプールや温泉にも行けなくなり、不妊治療に振り回されていると感じる事も多くなりました。

それと同時に街ゆく妊婦さんがみんな自然妊娠で順調に授かっているように見えて羨ましくなるような感情が強くなりました。
見た目だけでは分からないのに、ものすごく苦労して体外受精して妊娠しているかもしれないのに、過去に妊娠を継続できなかった経験があったりして不安な中妊婦生活をしているかもしれないのに…なんてことない顔していても色々な人がいるのに…

自分だけがうまくいっていないような気持ちで泣きたくなる日々でした。



初めての人工授精はリセットに終わりました。
薬の効果が切れたら、謎の精神的な不調もきれいになくなり、街ゆく妊婦さんに対する羨望や自分だけがうまくいかないという被害妄想も無くなりました。
リセット直後に友人の赤ちゃんに初めて会いましたが、嫌な気持ちになる事はなく楽しく過ごせました。

気分の落ち込みも薬の副作用の1つだったのかもしれません。