🏠保護猫終生ハウスkokoさくら園🏠


🍀愛護活動への関心の高まり🍀

kokoさくら園はどうやって運営してるか?
なぜ活動を始めたのか?
沢山の質問が寄せられます。
私が活動を始めたきっかけ、そして今のkokoさくら園へと進化してきた成り立ちを、お伝えしようかな……と思います。

37年の出来事、めちゃめちゃ長い軌跡なので私の日記と思って下さいませ。

さくら園在住の保護猫の数だけ、軌跡は続くです。



🐱kokoさくら園37年の軌跡、その①🐱

1986年(26歳)……

近所のおじさんが、野良猫に餌やりをしてるのを目撃
一緒に餌やりをするようになる
猫が馴れると捕まえては、不妊手術に連れて行かれる……

「猫は増えると不幸になるからね……」と

そう、おじさんは役所に勤められてて、保健所の役割も把握されてた
野良猫が増えればクレームとなりやすく役所は、保健所に通達、そして処分となる

当時は、保健所はただただ野良犬や猫をバンバン処分していた時代……
中枢にいた者しか知らない悲惨な状況
市民も厄介な存在は当たり前の様に保健所に連れていけば良いと思ってた時代

それに異を唱える者も無に等しかった

TNRなんて言葉もなかった時代に、おじさんは正にそれをやってられたんです。

餌やって馴らして、手術して、放して増やさせないように世話を続ける、おじさんを手伝う事が、この年から始まった。

この時代、その行動は近所からは「あのおじさんは変わってる」と変人扱いでした。

でも私は周りが何と言っても、共感し手伝い続けた。
ただ誰にも言うことは出来なかった。

この時代から通っていた病院が、今の私達の掛かり付け医……長い長い付き合いです。

今は息子さんも獣医師になり、大先生(私より1歳上)と息子さんの二人でされてます。
臨床豊富な大先生
技術と最先端知識の若先生

この二人のタッグは頼もしい……

大先生も、このおじさんの事は今でも覚えてられます。

こうして暫く、おじさん(当時50歳半ば)と私(当時26歳)の活動が続きます。

           その②へ…… 



保護っ子…その①

🌼元さん(年齢不詳)

自宅庭に現れた元さん

皮膚病と百戦錬磨の喧嘩の跡でボロボロの状態

捕まえて手術し、病気療養を済ませたら放す予定だった。




威嚇も激しく怖かった(野良猫オーラが強い)、元さんが療養も終わりを告げようとした頃、ころっと何かを諭したかのように穏やかになって、スリスリを……



単純明快な私達は、元さんの戦略にはまり保護っ子として迎え入れることに……

元さんは賢く強く優しい

人も猫も犬も元さんに魅了されてしまった









その元さんも今は病魔との闘い中

年齢は分かりませんが歳を重ねてるのは確かです。

この冬、乗りきって欲しい