人間、元気なときもあれば、どうやっても元気がでないときもある。
私は、会社員でなく個人事業をしているので、
仕事の幅を広げるために、このところ、いろんな人と会うように
努力してた。
ランチ交流会に出たり、
フェイスブックで繋がったり、
自己啓発を目的としたセミナーなどにも参加して、
進められるまま本も読んで、
とにかく、
将来の自分をイメージして、目標に向けて前向きに進む。
未来をデザインする、とか、
宇宙に願う、とか、
引き寄せの方法、とか、
自分の望む人生を生きるために、とか、
いろいろ話を聞いたわけ。
でも、こういう類の話って、
元気な時に聞くものですね。
もっと良くなりたい!
もっと稼ぎたい!
もっと頑張りたい!
と思っている人が聞いたら良いわけで、
元気の無い時に、この手の話をされると、余計に追い込まれていくんですよ。
私は、自分が元気だと思っていたから、
積極的に参加したけど、
参加するたび、しんどくて、苦しくて、
ちっとも納得してないし、楽にならなかった。
それどころか、プレッシャーを感じて追い込まれていった。
どんないい話もうざいし、
そんなこと、分かってるわい!って感じ。
いちいち「素晴らしい」なんて反応している人を見ると、
うんざりするし、
本当に、放っておいてよ~って言いたくなった。
みんな、結局自分のことしか考えていないし、
どうしたらお金になるかしか頭にないじゃん。
私の心配をしてる?
つまるところは自分の心配でしょ?!
私が貧乏で、不健康になったら、自分が心配したり困るから、
なんとかがんばってくれと思っているわけでしょう。
私は自分が「元気じゃない」状態に気づいてなかった。
それは体の変調という形で表れて、ようやく元気じゃない自分に気づいて、もうセミナーに参加するのも本を読むのもやめた。
自分が面白いと思うテレビだけを見て、
好きな場所だけに出向いて、
深く考えないようにした。
世の中、やたら、自己啓発や自己開発に向けたプログラムが多くて、気持ち悪い。
みんな、迷ってるの?
スピリチュアルなものに飢えているのかしらね?
否定する気はないけど、あまりに氾濫していて、
なんだかな~と思うのであります。