「仕事は、妻や子どものためにしています。妻に何かあったら責任取ってくれるんですか!」
「知らないよ!そんなの!その前に仕事を何だと思っているんだ!」
この会話は実際に当時の上司とした会話の内容です。
子どもができ始めた妻はワンオペで育児をしていて、始めての子守り、始めての離乳食、始めての子育ての始めてばかりで精神的に参っていました。
そんな妻をそばで見ていたので、私はできるだけ妻を支えたい、育児に参加したいと思っていました。
しかし、状況的に働けるのは私だけだから、日中は外で働かないといけない、場合によっては残業になってしまう。
ましてや、私が子供ができた世間の状況は、まだ男性の育休が認知されていない時、地方だと余計に男性は外で働くものという考えが男性だけではなく女性にも浸透していました。
だから、私が育児に参加したいという考えも職場では理解されずらかったです。
「あなたが育児に参加したい(笑)それは奥さんに任せるべきでしょ(笑)稼ぎがない夫だと子どもがかわいそうだよ(笑)」
これも当時の女性の事務員に言われた言葉です。
私は職場で何回も悔しい思いをしてきました。同時に妻にもつらい思いをさせてしまっていました。でも、私はあきらめないで、
- 妻や子どもを優先する仕事
- 育児を二人でする環境
- 子どもが病院に行く時にすぐに行くことが出来る
- 家族が幸せで仕事も出来る環境
を作りたいと思っていたら手に入れることができました。
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これからお話する内容はすべて本当のお話です。
いろいろな事情で外で働くことが難しい、自分も育児に参加したいけど職場が子育てに理解がないからつらい、今の家族の状況をもっと良くしたいけど方法が分からない。という方にとって一つの答えの見つけ方になると思います。
私も同じことで悩んでいましたから。
一体どんな方法で、どんな考えで、地方という場所で妻や子どもを優先した働き方が出来るようになったのかお話させてください。
高卒が地方で一人で働く方法を見つけた方法
とある地方で暮らしています。
最終学歴は高卒で、高校卒業後は秋葉原のとあるショップで働いていました。退職をキッカケに地元に帰ってきて働いています。
結婚は高校の時に出会った方と結婚させていただき、結婚後に子供が2人授かりました。
今は家族4人で暮らしています。
今は30代なのですが、10代の時に出会った方と結婚させていただき、2人の子どもが授かったのでは、他の方に「幸せそうね」と言われることがあります。
他の方には幸せそうに見られるので、そうなのかもしれません。
私自身も今は不自由なく生活させて頂いています。
ですが、今思うと、20代の時はお世辞にも良い生活はできていませんでした。
東京から帰ってきて感じる地方の生きにくさ
東京から帰ってきた方は感じると思うのですが、地方だから良いという声がある反面、地方だから生きにくいという部分もあります。
私は東京から帰ってきて感じたのは地方の生きにくさをものすごく強く感じました。
地方で感じる生きにくさというのは、
- 仕事の選択肢の少なさ
- 子育てへの多様性の理解
- 年配者が言うことは絶対という風潮
- 新しい考えへの拒絶
- 狭いコミュニティ
でした。
例えば、仕事で言えば東京であれば高卒でも雇ってくれる場所はたくさんありました。
むしろ、高卒でも派遣であれば手取り30万円、50万円もらえるお仕事もあります。
ですが、新潟に帰ってきて同じ派遣でお仕事をしようと思ったら、手取り12万円、そもそも派遣自体のお仕事の選択肢が少ない、という状況でした。
地方で生きていくのは大変なんです。
子どもが生まれたことで、世間の考えが育児を苦しめる
そして、20代前半の時に子どもが生まれました。
純粋にうれしかったですし、子どもの成長は楽しみでした。
鮮明に覚えているのが、仕事から帰ってきたら、子どもが玄関まで立って迎えに来てくれたことです。
子どもの成長は早いです。朝は話していなかったのに、半日家を空けただけで話しているなんてことは多くあります。
そんな早い子供の成長をみて「こんなに早い成長をそばで見れないのはもったいない」と感じました。
お金と家族の両立ができない
子どもができた時、とあるお店で接客のアルバイトをしていました。
お給料は手取りで13万円。
妻と2人で暮らしている時はなんとか生活できていましたが、子どもができたら13万円でなんて生活はできません。
ただ、子どもが生まれたことで、別のお仕事を探すか、アルバイトで働いている会社で正社員を目指すのかの2択になるのは必然。
しかし、私はその会社で正社員になる考えはありませんでした。
理由は二つ。
- 働いている社員からはグチしか聞かない
- 出産した日に出勤を言われた
社員さんからは、職場の研修やお給料面でいい話を聞いた記憶が一切ありません。
研修でこんなことがあった、本社がこんなことを言っていた、何よりお給料の上がる金額の少なさに驚きました。
1年に2回お給料が上がる査定があったのですが、上がっても50円。
これでは生活が難しいという考えしかありませんでした。
何より決定づけたのが、出産した当日に出勤を言われたこと。
陣痛が夜にきて、朝方出産をしました。始めての出産だったので、新しい着替えを持ってきたり、子どもを迎える準備をしたいと思っていました。
しかし、当時の上司は休むのを許しませんでした。
人が少ないから、入院しているから大丈夫でしょ、
そして、みんな子供が生まれても出勤してるよ。
これで会社の姿が見えて気がしたので、ここで働くのは難しいと思いました。
いくつか仕事を変えてもすべての会社が男性に育児に理解がなかった
子どもが生まれた時に働いていた職場を辞めた後は、いくつか職場を転々をしました。
ですが、どの職場の男性は働くもの、女性だけが育児をするのが普通。という考えばかり。
こんな考えは男性だけではなく女性もそうでした。
地方だと男性が育児に参加するのはムリなんだ、、、、
半ば絶望にも近い感情があったのを覚えています。
そして、とある事件。
この出来事をキッカケに私は仕事に対しての考えが変わりました。
職場で働く
↓
仕事を自分で作る
という考えになりました。
事件とは、、、
あなたに育てられる子どもがかわいそう(笑)とバカにされながら言われる
とある会社で働いていた時、働いている店舗から別の店舗に一か月程度移動して働くことがありました。
なんでも、その店舗では独自のあいさつに関するルールがありました。
それは、朝出勤をしたら、全員におはようございますと言わないといけないことです。
移動する前の店舗では、朝、スタッフがいる部屋に入ったら皆さんに聞こえるように「おはようございます!」というと、みんながおはよう~!というスタイルでした。(他の職場でもこのスタイルでした)
ですが、移動した店舗では部屋に入ったら一人一人に「〇〇さん、おはようございます」と言わないといけない暗黙のルールがありました。
(ちなみにスタッフがいる部屋はちょっとした小部屋程度でお世辞にも広くありません。こそこそ話も聞こえます。)
それを知らない私は、出勤した当日も同じように部屋に入ったらおはようございます!と言って部屋に入りました。
もちろん、私が暗黙のルールを知らないことは承知なので、その店舗の上司や同じアルバイトの人は挨拶を返してくれました。
ですが、頑なに挨拶をしない人がいました。それが事務の人です。
その人は私が入室をして挨拶をしても無視し続けていました。
その時は感じが悪い人だな~くらいに思っていたのですが、のちに理由が分かりました。
その店舗での移動が終わりそうになったある時期、仕事終わりの準備をしていたら、その事務の人が立ち寄ってきました。
「ねぇ!なんでいつも私に挨拶をしないの?」
これを言われた私は意味が分かりませんでした。
毎日挨拶をして部屋に入っていますし、挨拶に対して他の方も挨拶を返してくれていたからです。
私「挨拶をしていますけど?」
事務「いいや!ここのルールは挨拶する人の名前を言って挨拶をするのがルールだから!」
これで理解しました。
この人は挨拶をされて敬られたい人なんだということが。
しかも、そこで私が反論したことで火に油を注いでしまったんです。
私は入室する時に大声で挨拶はしている、みんな返してくれる、そもそも店舗独自の独自ルールは知らない。と言いました。
それに対して、その人は「いやいや、挨拶を私にしてないでしょ」の一点張り。
そして、最後には若くして子どもが生まれた人にロクなのはいない、あんたに育てられる子どもは非常識になる、子どもがかわいそう、と薄ら笑いをしながら言われました。
もう、そのあとのことは怒りであまり覚えていません。
そして、移動する前の店舗で、店舗の店長や上司、同僚に話が通じると思ったので、一連の流れを話したら「それは明らかにココは悪くない。事務員がおかしい」と言われました。
地方では無意識的な意識がはびこっている
この一連のことを経験して私は思いました。
会社で働く以上、理不尽に感じたことでも飲まないといけない状況は必ずある、会社は利益を求めるのだから社員のことは考えていない、
そして、
自分が理想の働き方をするには自分で仕事を作るしかない。
今までいくつかの会社で働いてきて、子育てと仕事の両立は難しいと感じました。
では、地方で子育てと仕事を両立するにはどうしたらいいか。
- 自分で仕事を作るしかないと感じました。
- 自分がストレスなく出来る仕事を作る
- 家から出ない仕事を選ぶ
妻や子どもの緊急時でもすぐに対応できる仕事を作る
私は3つのことが絶対的な条件でした。
こんな条件のお仕事は地方にはありません。ですが、自分で仕事を作れば問題ないです!
今の私の働き方を見たら何を思う?
私はあきらめませんでした。
結果、家で妻や子どもを優先するお仕事が出来るようになりました。
事務員にバカにされた職場はやめてすぐに、家で仕事をする準備を始めました。
職場の休憩室でも仕事をしていた時は「何しているの?(笑)」「まぁ、頑張って(笑)」と言われました。
ですが、それでも続けました。
そして、仕事の時間に縛られない、自由な仕事を手に入れました。
妻の体調が悪い時は私は家事、掃除、育児をする。
子どもの体調が悪い時は子どもの病院に連れていく。
入院する時は交互に付き添える。
保育園行事、学校行事には全部参加。
同級生にも私の生活スタイルを話すと驚かれます。
諦めなくてよかったです。
当時、私のことをバカにしてきた人達が私の今の姿をみたらなんと思うでしょうか?
あなたも今の生活状況、仕事の状況を変えようと思いやっていることがあるはず。
ですが、周りからバカにされたり、相手にされなかったり、無理と言われたりしませんか?
あなたがしていることが周りの人に理解されないことは当たり前。
なぜなら、あなたのことをバカにしてきた人はチャレンジをしてこなかったから。
チャレンジをしているあなたはすごいです!
絶対に続ければ成果が見えてきます!
ぜひ続けてください!
あなたと同じ思いをしている人はあなただけではありません!
ふぁみぐろを運営しているのは同じ思いの人の助けになれたら、、、
改めまして、こんにちは。
ふぁみぐろというサイトを運営しているココと言います。
少しだけ自己紹介をさせてください。
私は新潟に住んでブログ運営、サイト運営をお仕事にしてカンタンに言いますと、家から出ない生活をしています。
小学校、中学校、高校と普通の家庭に育ち、高校を卒業すると同時に結婚をした(デキ結ではありません)ちょっと変わった過去があります。
結婚をした時は妻の大学進学が東京だったので、一緒に東京に行って、妻は大学、私はアルバイトとして働いていました。
アルバイトと言っても正社員雇用前提のアルバイトだったので、出勤は毎朝7:30には家を出て、バス→中央線に揺らせながら職場に行っていました。
服装はもちろんスーツ。
朝の満員電車は忘れられません。
そのころから、「会社に勤めないで生活するにはどうしたらいいかな?」と少しずつ考えていました。
あるとき、妻は自分の人生で大学は必要ないと思ったのか、中退。
中退をキッカケに新潟に帰ってきました。
ここで誤算が起きます。
新潟に帰ってきても、東京と同じ水準のお給料、雇用体制があると思っていたのですが、まったく違いました!
給料は40万円→12万円、高卒を雇ってくれる会社が圧倒的に少ない、選べる職業がない。
ここに合わせて、妻の妊娠。
リアルのこれはやばいと思ったことを覚えています。
そこで見つけたのがブログでした。
ブログなら場所は学歴が関係なく仕事をすることが出来る!と考えたんです。
なので、本当に頑張りました。
その結果、
場所や働く時間に縛られないで生活できるようになりました!
22歳から自由な生活をしていて、約8年くらいは自由な生活をしています。
妻や子どもが出かけたい時に出かける、子どもの保育園行事、学校行事には全部出るという生活です。
これは福島県にあるエンゼルフォレスト那須白河
毎日きまった時間に決まった仕事をしていた時とは考えられません。
一緒に公園で工作
子どもと一緒にゲーム大会に出場
アンバサダーホテルに泊まった時のベランダからの眺め
こんな生き方があったなんてと、自分でも驚いています。
子育てをしているパパさん、ママさんに相談を受けることが増える
会社を辞めてブログやサイト作成で仕事をするようになったタイミングで、子どもを遊ばせる施設や行事に参加することが増えてきました。
なので、おのずとパパさんやママさんと話す機会が増えてきます。
そして、毎回、しっかりと行事に参加する私を見て回りは不思議に思うんです。
1回や2回くらいなら普通ですが、毎回しっかりと行事に参加ですからね。一体なんのお仕事をしているのか気になりますよね。
なので、お家にお邪魔させてもらった時やちょっとした空き時間に話す時に働き方を話すと「すごい!」「そんな働き方が!」と驚かれます。
驚くと同時に数人の方は真剣に話を聞きたいと思ってくれる方がいるんです。
なんで、か理由を聞くと家庭の事情で普通に働くのが難しいと思っている方が聞かれることが多かったです。
シングルママさん、子どもにハンデがある、金銭的に苦しい、ローンが苦しい。
なので、本業まで稼げなくても、家にいる時に稼げる方法を知りたい、という方が多数いました。
私も同じ思いでお家で稼げるようになりたいと思っていたので、アドバイスをしていました。
だんだん一人では相談に乗れなくなる
ですが、一人の相談を受けてしまうと、どんどん相談を受けることが多くなり、自分自身も大変になってきました。
皆さんの相談は聞きたい、、、、でも、自分自身のお仕事ができない、、、、
そうだ!
それなら自分の考えやしていることを紹介しているサイトを立ち上げよう!
もちろん、ふぁみぐろを見るのにお金を取ったりしていません。
なので、私にお家で稼ぐ方法を教えてほしい!という方がいたら、こちらのサイトを見てもらい、分からないことを私に聞いてもらうという方法にしています。
きれいごとで生活したい
純粋に私の身の回りで少しでもお金の対して、偏見に対して自由になった考えの方が増えてくれることを願って、ふぁみぐろを運営しています。
私も体験したから分かるのですが、地方の決まったお給料、固まった固定概念、みんなで同じことをしないと排除される風潮は怖い部分があります。
私がブログをしてよかったのは、よくもわるくも他の人とは違う生き方をしているからこそ、いろんな考えに触れることが出来るようになったことです。
実際にブログで生活をするようになって、ブログ仲間もできて会うと毎回楽しい話を聞くことが出来ます。
ブログで稼げるようになった方もうれしいという声をくれる時は私も相手もすごいうれしいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
ふぁみぐろは少し記事の内容が多いですが、少しでもお役に立てたらうれしいです。
Twitterやインスタもしているので、気軽に絡んでくれたらうれしいです。
こまめに返事を返しています。