6月19日(金)、降りしきる雨の中、国会議員要請行動に参加しました。議員要請とは、国会議員の方に各々の職場の実態を訴え、青年たちの切実な要望を伝えます。全国から様々な省庁の人が集まっているので、要望も様々ですが、共通していることがひとつ。
「人が足りない!」
ということで、いざ行かん議員会館!
ですがその前に、議員要請に行く前に事前説明を受けました。「今は国会期間中だし、ほとんどは秘書さんが対応して終わりだと思う」とのこと。「まぁ、そらそうか」と思いつつ、簡単な流れの説明を受けました。
改めて、いざ行かん議員会館!
議員会館の周りには警視庁(らしき)人たちがたくさんいて、会館の中もセキュリティーが万全の様子でした。(エラいところに来てしまった)と緊張しながら議員会館の各階の議員さんの名前を見ると見覚えのある名前もちらほら(元気ですかー!)
最初の部屋のインターホンを押すと秘書の方が出てこられ、要請書の説明をしながら資料を渡します。
「国家公務員の人数が、2003年の約80万人から今や約30万人までに削減されています。定員合理化計画の中止及び人員増と、そのための予算を確保するよう、政府に働きかけをお願いします」(本当はもっとグダグダな感じで喋っています)
秘書の方は「分かりました」と言って要請書と資料を受け取られて部屋に戻って行きました。
「あ~緊張した~」と感想を言うのも束の間、次の議員さんの部屋に向かいます。藤野保史議員の部屋です。インターホンを押します。「国交労連です~」と言うと秘書の方が出てこられ「国家公務員の人数が(以下略)」としているうちに、部屋の中から藤野議員ご本人が登場。「どうぞ」と部屋の中に招かれました。
頭の中が!?となっている状態で藤野議員に要請書を直接渡して、机を囲んで各自の職場実態を訴えました。「業務量が多くて十分な行政サービスの提供が厳しいです」「技術職ですが、若手が少なく技術の継承が難しいと感じます」など、切実な様子を伝えると、藤野議員は本当に親身に聞いてくれていました。
その他の議員の方の部屋にも回りました。秘書さんが対応する場合もあれば議員さん本人が直接対応される場合もあって、議員要請を終えました。
一通り要請を終えて思ったことは、意外と話を聞いてくれるもんだな、ということでした。最初は門前払いが関の山かと思っていましたが、自分たちの職場実態を率直に話せば共感もしてもらえるし、その実態に基づいた要請だと理解もしてもらえます。やはり大切なのは
「自分たちのことは自分たちで直接伝えること」
だと感じました。
自分たちの職場のことは自分たちが一番よくわかっていると思います。初めて参加してグダグダな感じでもちゃんと聞いてくれるので、みなさんもぜひ参加して職場実態を直接訴えていただきたいと思います。